高齢者の入居者 連帯保証人がいない場合の対応と方法。

宮本裕文

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高齢者の入居者 受け入れるための事前準備


○連帯保証人を必要とするのには、
①金銭的な問題
②緊急時の対応
③建物(部屋)の明け渡しと残置物の撤去と処分
などが考えられます。

連帯保証人は①、②、③を全て解決する方法ですが、それぞれを別の手段で解決
する方法も考えられます。

●家賃債務保証の利用
・家賃債務保証とは、入居者が家賃を滞納した際、入居者に代わって貸主に家賃を
支払う制度となります。
保証内容によっては、滞納家賃の他に訴訟費用や原状回復、残置物の処分費用な
ども保証するものもあります。
家賃債務保証を利用すれば、①が解決できます。また、金銭面の連帯保証がなくなれ
ば、「緊急時連絡先」になってくれる親族等も増えると思います。
現在では、この制度への加入を入居条件とすることが増えています。

●成年後見制度の利用
・信頼できる「成年後見人」などが付いていて、資産が十分であれば連帯保証人がいなく
ても安心できると思います。①、②が解決できるし、場合によっては③も解決できる場合
があります。

●弁護士及び専門業者の利用
・③などの問題解決の最終手段として、建物の明け渡しや残置物については訴訟によって
解決する方法があります。また、最近では訴訟から残置物の運び出しまで含めたパッケージ
商品を、運送会社などが提供しています。


保証意思の確認は重要です。

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宮本裕文(宅地建物取引業者)

有限会社富商不動産販売

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