不動産の査定。価格査定のための調査。

査定。

価格査定も、不動産の取引には欠かすことのできない重要な実務です。
価格調査は、公示価格・路線価格を参照したり、売買実例により比較することが
よく行われます

この場合には、敷地と道路についての利用状況が類似しているものが比較しやす
いといえます。

例えば、商業地の場合、道路の幅員が似ていると容積率制限や人の流れなどが
比較しやすく、住宅地の場合では、道路によって住環境が大きく変わることもあり、
査定価格にも影響してきます。

また、中高層住宅の場合には、日照や容積率の関係で土地利用が大きく変わる
こともあります。このように、住宅地であっても商業地であっても、あるいは工業地で
あっても、敷地と道路の関係は土地の利用に大きな影響を与えることを知っておく
必要があります。

道路の調査は、実務面で基本的で重要なことあり、それも多角的に行わなけれ
ばならないと考えられます。



不動産の調査は「道路に始まり　道路で終わる。」

○岡山市　不動産コンサルタント　宮本裕文
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