基本中の基本!物件調査の目的と方法。①

宮本裕文

宮本裕文

調査目的を理解する。


物件調査には、調査を必要とする「目的」があり、その「目的」に関することを理解
する必要があります。

調査の内容を理解した上で、実施に当たっての手続き、手順などの具体的な方法
を考えます。

そして、簡単そうですが物件調査の具体的実施については、①知識 ②経験 そして
③ノウハウが必須要件となります。

この3つの必須要件が満たされないと、無駄な調査や、同じ調査を何度もやり直すこと
になってきます。

●調査の目的
・買主、借主に説明するため
・土地活用の企画案作成のため
・建設や分譲のため
・取引上の安全のため
・法令上の規制のため
・担保権設定のため
・諸手続きのため

など、いろいろと挙げられます。そして、最終的には宅地建物取引業法に規定されて
いる「重要事項説明」の一部とされるための調査となります。

物件調査は、目的を明確にさせ、その目的にそった調査が必要であることは言うまで
もなく、法務局等に何度も足を運ぶことなどは、最もまずい手順と言えそうです。

その手順の適・不適が、正確な調査になるかどうか、あるいは限られた時間のなかで
調査を終えれるかどうかを決めると言っても過言ではないと思います。

このように、「物件調査」は一種の技能として考えられ、繰り返し繰り返し実務に携わ
ることが、技能向上の近道となります。

私道。


○随時、不動産相談の受付をしています。 メールでの受付は
○メールでのご相談もお受けしています。  メールでの相談は
料金表
セミナー

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

宮本裕文
専門家

宮本裕文(宅地建物取引業者)

有限会社富商不動産販売

住宅確保要配慮者のための賃貸住宅専門店です。障がいのある方、高齢者の方へ積極的に賃貸住宅の仲介をしています。

宮本裕文プロは山陽新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

住宅確保要配慮者入居支援のプロ

宮本裕文プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼