心理的瑕疵。その1。

宮本裕文

宮本裕文

分からなかった、確認できなかった、傷・不具合を「瑕疵」と言います。実際に住んで
みないと判明しない事がほとんどです。代表的なのは*雨漏り*白蟻などです。

不動産業者はこの「瑕疵」には敏感です。私も慎重に、注意深く調査しますが、
結局は売主の自己申告しか調査方法がありません。この「瑕疵」に関する取決め
を、当事者はよく確認し理解していないとトラブルになるケースがよくあります。

現在は契約時、売主から買主へ「物件状況確認書(告知書)」を提出して
もらいます。内容は、*雨漏り*白蟻*建物の傾き、腐食、不具合など
21項目にもおよびます。ありのままに、事実を記入してもらいます。しかし、
〇知っている〇知らない等の告知表示の為、知っている・知らないを証明する
事は困難です。今でも「瑕疵」関するトラブル相談は増える一方です。

そして、最も手強いのが「心理的瑕疵」です。    次回へつづく。

*随時、不動産相談の受付をしています。ご予約優先となります。
*不動産のセカンドオピニオン 岡山市・売買・賃貸のコンサルタント 

(雨樋の詰まり。)引渡し後、気付くことがほとんどです。

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宮本裕文
専門家

宮本裕文(宅地建物取引業者)

有限会社富商不動産販売

障がいのある方、高齢者の方へ積極的に賃貸住宅の入居斡旋をしています。また、宅地建物取引士として37年、その実務での経験と知見を基に不動産のセカンドオピニオンを提案しています。

宮本裕文プロは山陽新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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