残業代(3)
労働を取り巻く環境が一変しています。
企業が採用時に戸籍謄本を調査したことが問題となりました。
「戸籍謄本」の提出を求めている企業は2割にものぼると言われています。
「戸籍謄本」の提出は出生地や家族構成が判明し、差別につながると禁止されています。
また採用面接で「残業可能か」との質問する企業が3割を超えているとも報道されています。
本来法定労働時間は1日8時間以内、1週間40時間以内で、残業はあくまでも例外です。
企業としてはできるだけ労働時間に柔軟に対応できる社員、残業可能な社員を採用したいのが本音です。
しかし、結果的には残業に対応しにくい女性が採用時において差別を受ける可能性は否定できません。
今労働をとりまく環境が大きく変化しています。企業にはその早急な対応が求められています。