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足底筋膜炎でストレッチやインソールを続けても良くならない人へ

河野貴彦

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テーマ:足底筋膜炎

足底筋膜炎でストレッチやインソールを続けても改善しない方へ、足裏だけでなく立った時の荷重、足首・股関節・骨盤など身体全体の状態を確認する大切さを伝える記事です。
投稿をご覧頂きありがとうございます。大分駅前整体院の河野です。今回は「足底筋膜炎でストレッチやインソールを続けても良くならない人へ」という内容になります。

「朝起きて最初の一歩が痛い」
「歩き始めると足の裏やかかとが痛む」
「病院で教えてもらったストレッチを毎日続けている」
「インソールも作ったけれど、なかなか痛みが変わらない」

足底筋膜炎で、このようなお悩みを抱えている方は少なくありません。

足底筋膜炎では、足裏やふくらはぎのストレッチ、インソール、靴の見直しなどが一般的に行われます。実際、足底筋膜に対するストレッチには痛みや機能の改善が期待できることが報告されていますし、インソールも足に加わる負担を調整する方法の一つです。

ですから、「ストレッチをしても治らなかったからストレッチには意味がない」「インソールを使っても変わらなかったからインソールは無駄だった」ということではありません。

大切なのは、ストレッチやインソールだけでは対応しきれない状態になっていないかを考えることです。

特に、数か月以上痛みが続いている、毎日ストレッチしているのに朝の一歩目が変わらない、インソールを入れていると少し楽でも立ち仕事や長く歩くとまた痛くなるという場合には、足裏だけを見続けても改善につながりにくいことがあります。

今回は、足底筋膜炎でストレッチやインソールを続けても良くならない方に向けて、なぜ症状が長引くのか、足には普段どのような負担がかかっているのか、そして当院ではどのような点を確認しながら施術を行っているのかを詳しくお伝えします。

1.足底筋膜炎は「足裏が硬いから痛い」だけではありません

毎日ストレッチをしていても足底筋膜炎が改善しない場合は、足裏の硬さだけでなく、足首の動きや立った時の荷重、歩く量、足が体重を支える力なども関係している可能性があります。
足底筋膜炎というと、

「足裏が硬い」
「ふくらはぎが硬い」
「足首が硬い」

といった柔軟性の問題を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

確かに、足関節の動きやふくらはぎの柔軟性は重要です。

足関節の背屈、つまり立った状態で膝を前へ出すような動きが十分にできない場合、歩く際に足首だけでは動きを処理できなくなります。その結果、足部の別の場所で動きを補ったり、足底筋膜に加わる負担が増えたりする可能性があります。

実際、足底筋膜炎のリスクについて調べた研究でも、足関節の背屈制限は足底筋膜炎と関連する要素の一つとして報告されています。

しかし、ここで注意したいのが、すべての足底筋膜炎が「足首が硬いから起きている」わけではないことです。

別の研究では、慢性的な足底踵部痛と足関節背屈制限との間に明確な関連がみられなかったという報告もあります。

つまり、「足底筋膜炎=足首が硬い=ストレッチをすれば良くなる」というほど単純ではありません。

ストレッチによって改善しやすい方がいる一方、そもそも足関節の柔軟性以外の問題が大きければ、毎日ストレッチを続けても症状が十分に変化しないことがあります。

数か月間きちんとストレッチしているのに変化がないのであれば、「もっと強く伸ばさないといけない」と考えるより、今の痛みには柔軟性以外の何が関わっているのかを確認することが大切です。

2.足は立っているだけでも毎日大きな負担を受けています

足は朝の一歩目から家事、仕事、買い物まで、一日の中で長時間体重を受け続けています。ストレッチの時間だけでなく、立つ・歩くことで積み重なる日常の負担も確認することが大切です。

足底筋膜は体重を受け続ける場所です

足は身体の一番下にあります。

そのため立っている間、歩いている間、階段を上り下りするとき、買い物をするとき、料理をするときなど、日常生活のほとんどの場面で身体の重さを受け続けています。

さらに歩行では、単に体重が真下に乗るだけではありません。

かかとが地面についてから体重が足の外側を通り、前足部へ移動し、最後につま先で地面を蹴るまで、足には連続して負荷が加わります。

その中で足底筋膜は足のアーチを支え、足部が必要以上に崩れないように働いています。

そのため、毎日長時間立っている、仕事で歩き続ける、以前より体重が増えた、急に歩く距離が増えたなどの変化があると、足底筋膜に加わる総負荷も増えていきます。

足底筋膜炎のリスク因子を調べた研究では、BMIが高いことや、仕事中に長時間立ったり荷重したりすることが足底筋膜炎と関連していたと報告されています。

これは「太っているから足底筋膜炎になる」「立ち仕事だから必ず足底筋膜炎になる」という意味ではありません。

しかし、

朝にストレッチを数分する

その後8時間近く立ち仕事をする

帰宅後にも家事で立っている

という生活であれば、ストレッチだけでは一日に加わる負荷そのものを十分に変えられないことがあります。

ストレッチで身体を整える時間より、足に負担がかかっている時間の方が圧倒的に長い。

ここを見落としてしまうと、「毎日ストレッチしているのになぜ治らないの?」という疑問につながってしまいます。

3.インソールを使っても痛みが戻るのはなぜ?

インソールは足元の負担を軽減する大切なサポートですが、立ち方や身体の傾き、左右の荷重差が残っていると、足への負担が続くことがあります。足元だけでなく身体全体の使い方を確認することが重要です。
インソールは足底筋膜炎に対してよく使われる方法の一つです。

足部のアーチや荷重のかかり方を補助し、特定の場所に集中している負担を分散させる目的で使用されます。

そのため、「インソールを入れると歩きやすい」「履いている間は痛みが少ない」という方もいます。それ自体は悪いことではありません。ただし、インソールは基本的に足へ加わる負担を外側から調整する方法です。

身体そのものの動きが変化しているわけではないため、インソールを使っていても、立ったときの身体の傾きや足首の動き、股関節・骨盤・上半身から続く荷重の偏りが大きければ、足に同じような負担が繰り返し加わる場合があります。

例えば右足の裏が痛い方でも、問題を右足だけに限定して考えられないケースがあります。立った際に身体が右側へ寄っていれば、当然右足へ体重がかかりやすくなります。反対に、左股関節がうまく使えず左脚へ体重を乗せにくいことで、結果的に右足へ荷重が集中していることも考えられます。

骨盤が後ろへ引けたような立ち方になっていたり、上半身が前へ倒れていたりすれば、身体が倒れないように足趾や足底部が必要以上に働くこともあります。

つまり、足にかかる負担は足だけで決まっているわけではありません。

インソールを使用して痛みが軽減しているのであれば、それを無理にやめる必要はありません。

ただ、数か月使っていても症状が変わらない、外すとすぐ痛くなるという場合には、「インソールが合っていない」と決めつける前に、なぜインソールが必要なほど足へ負担が集中しているのかという視点も必要になります。

4.長引く足底筋膜炎では「伸ばす」以外の視点も必要です

長く続く足底筋膜炎では、ふくらはぎや足裏を伸ばすだけでなく、足が体重を受け止める力も重要になります。柔軟性と支える力の両方を、痛みの状態に合わせて段階的に整えていくことが大切です。

足底筋膜は長期間の負荷によって組織そのものが変化することがあります

症状が出始めたばかりの頃と、半年、1年と続いている状態をまったく同じように考えることはできません。慢性的な足底筋膜炎の組織を調べた報告では、単純な炎症だけではなく、足底筋膜の変性や組織構造の変化が確認されています。

また、超音波検査では、足底筋膜炎の方に足底筋膜の肥厚などが認められることがあります。もちろん、足底筋膜が厚ければ必ず痛いわけではありませんし、組織変化の程度だけで症状の強さが決まるわけでもありません。

それでも重要なのは、何か月も負担を繰り返してきた組織が、数回ストレッチをしただけですぐ元の状態へ戻るわけではないということです。

さらに、足底踵部痛のある方では足趾を曲げる筋力や足関節周囲の筋力が低下しているという報告もあります。これについても、「筋力が弱いから足底筋膜炎になった」と断定することはできません。

痛みがある

歩かなくなる

足を使わなくなる

筋力が落ちる

という逆の流れも考えられるからです。

ただ、長期間痛みを避け続けていると、次第に足が体重を支える能力そのものが落ちていく可能性はあります。ストレッチは「動きやすくする」ためには役立ちますが、それだけで「体重を支える能力」が戻るとは限りません。

実際、高負荷トレーニングと足底筋膜特異的ストレッチを比較した報告では、3か月時点では高負荷トレーニングを行ったグループの方が機能面で良好な結果を示しています。

そのため、長引く足底筋膜炎では、硬いところを伸ばすことだけでなく、足がもう一度適切に体重を受けられる状態にしていくことまで考える必要があります。

5.当院では足裏だけをほぐして終わる施術はしていません

大分駅前整体院では、足首の動きだけでなく、立った時の左右の荷重や歩いた時の足の使い方まで確認します。実際に痛みが出やすい動作をみることで、足裏だけでは分からない負担のかかり方を調べていきます。
足底筋膜炎で来院された方に対して、大分駅前整体院ではまず足関節や足部の状態を確認します。

しかし、足裏を触って硬いところをほぐしたり、ふくらはぎをマッサージしたりするだけでは終わりません。特に大切にしているのが、症状が出る「立っている状態」で足へどのような負担がかかっているかを見ることです。

ベッドに寝ている状態では、足にはほとんど体重がかかっていません。しかし、足底筋膜炎で多くの方が痛みを感じるのは、

・立ち上がったとき
・朝の一歩目
・歩いているとき
・長時間立っているとき

など、足へ体重が加わっている場面です。そのため、寝た状態だけを確認しても、実際に痛みが出る条件を十分に把握できないことがあります。

当院では立位で、身体が左右どちらかへ偏っていないか、左右の足への体重のかかり方に違いがないか、足首が必要な方向へ動いているか、膝や股関節が適切に動いているか、骨盤や上半身の位置によって足へ余計な負担が加わっていないかといった部分を確認していきます。

足より上の状態によって足への荷重は変わります

足は身体の一番下にあるため、その上にある身体の影響を常に受けます。

例えば骨盤が右へ移動すれば右足への荷重は増えやすくなります。股関節が十分に動かなければ、歩行時に足首や足部がその動きを補うこともあります。

背中が丸くなり上半身が前へ傾けば、身体が前へ倒れないように足趾や足底部へ余計な力が入ることも考えられます。

このように、足底筋膜炎だから足だけを見るのではなく、身体全体の中で「なぜその足へ負担が集まっているのか」を確認することを大切にしています。

そのうえで、足関節、膝関節、股関節、骨盤周囲、上半身などの動きを確認し、それぞれがうまく連動できるよう身体のバランスを調整していきます。

「足底筋膜炎だから足裏をほぐす」という考えではなく、立つ・歩くといった実際の動作の中で足への負担を減らせる身体をつくっていくことが当院の施術で重視しているところです。

6.施術を受けても最初は痛みが戻ることがあります

足にかかる負担は、足首だけで決まるものではありません。上半身の傾きや骨盤・股関節の状態によって体重の乗り方が変わるため、大分駅前整体院では身体全体のつながりを確認しながらバランスを整えています。
長く続いている足底筋膜炎の場合、「1回施術を受けたら、そのままずっと良い状態が続く」とは限りません。施術後は足が軽くなった、歩きやすくなったと感じても、数日するとまた少し痛みが出てくる方もいます。

これは必ずしも「施術が効いていなかった」という意味ではありません。半年、1年と同じ身体の使い方を続けてきた場合、その状態に身体が慣れています。

一度身体のバランスを調整しても、

・仕事で長時間立つ
・いつもの歩き方に戻る
・同じ姿勢を長時間続ける
・痛みを避けるために身体を傾ける

といった日常生活が繰り返されることで、以前の身体の使い方へ戻りやすい時期があります。

当院でも、長く症状が続いている方では、初回から2〜3回目くらいまでは施術後に状態が変化しても、次回来院時にはある程度戻っているケースが少なくありません。

その後、身体の動きや荷重のかかり方が少しずつ変化し、日常生活でも良い状態を維持できるようになってくると、施術後の状態が徐々に安定していきます。

当院でこれまで対応してきた方の経過では、6回前後を一つの目安として状態が安定してくるパターンが多くみられます。

症状が出てからの期間、年齢、仕事での立位時間、歩く量、体重、身体の動き、足底筋膜の状態などによって経過は異なり、もう少し時間が必要になる方もいます。

反対に比較的早い段階で変化する方もいます。大切なのは回数そのものではなく、施術を受けた直後だけ楽になる状態から、日常生活を送っても痛みが戻りにくい状態へ変化しているかを見ることです。

長く続いている症状ほど、身体が良い状態を覚えて安定するまでには一定の時間が必要になることがあります。

そのため当院では、毎回同じ場所を同じように施術するのではなく、その時点での足への荷重や関節の動きを確認しながら施術内容を調整しています。

7.ストレッチやインソールを続けても良くならない方は一度身体全体を確認してみてください

長く続いた足底筋膜炎では、施術後に一度楽になっても初期は症状が戻ることがあります。身体の変化を確認しながら施術を重ね、良い状態が続く時間を少しずつ増やしていくことが大切です。
足底筋膜炎に対するストレッチやインソールは、決して意味のないものではありません。

むしろ、ストレッチによって足底筋膜や足関節の柔軟性を保つことや、インソールによって足へ加わる負担を調整することは、有効な選択肢の一つです。

それでも数か月続けているのに、

・朝の一歩目がまだ痛い
・仕事で立っていると足裏が痛くなる
・長く歩くとかかとの痛みが強くなる
・インソールを外すとすぐ痛くなる
・ストレッチ直後は楽でも翌朝には戻る

という状態が続いているのであれば、ストレッチやインソールで対応できる範囲を超えて、複数の問題が重なっている可能性も考える必要があります。

足関節の動きだけでなく、足が体重を支える能力、立ったときの左右の荷重、股関節や骨盤の動き、上半身の位置、仕事や日常生活で足へ加わっている負荷まで確認することで、今まで見えていなかった問題が分かることがあります。

ストレッチをもっと頑張るべきなのか。

インソールを変えるべきなのか。

それとも身体の使い方そのものを見直した方がいいのか。

長く足底筋膜炎で悩んでいる方ほど、同じ方法を繰り返すだけではなく、一度現在の身体の状態を整理してみることが大切です。

なお、足の痛みには足底筋膜炎以外にも、疲労骨折、神経の問題、炎症性疾患など別の病気が関係することがあります。安静にしていても強く痛む、腫れや熱感が強い、しびれがある、急激に痛みが悪化した、長期間まったく改善しないといった場合には、まず整形外科などの医療機関で状態を確認してください。

そのうえで、

「足底筋膜炎と言われてストレッチを続けているけれど良くならない」

「インソールを作ったけれど、立ち仕事をするとまた痛くなる」

「何か月も朝の一歩目の痛みが続いている」

という方は、足だけでなく身体全体の状態を一度確認してみませんか。

大分駅前整体院では、足裏を単にほぐすだけではなく、足関節の動き、立ったときの荷重、膝・股関節・骨盤・上半身とのつながりまで確認しながら、足へ負担が集中しにくい身体の状態を目指して施術を行っています。

ストレッチやインソールを続けても足底筋膜炎がなかなか良くならず、「このまま同じことを続けていていいのかな」とお悩みの方は、大分駅前整体院へご相談ください。
大分駅前整体院のホームページはこちらから!

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河野貴彦(整体)

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体の不調が増え始める40~50代の方の腰・股関節・膝の痛みに対して、当院独自の痛くない骨盤調整を中心に、無理のない施術でスムーズに立てる・歩ける・働ける体に整えます。

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