セイコー ロードマチック 修理 オーバーホール SEIKO LM Cal.5606
今回は、セイコー ロードマチックのご紹介です。
ロードマチックと言えば、70年代を代表するセイコーの自動巻きですが、現在でも比較的多く残っているようです。
数多く残っているせいか、ロードマチックを普及機と思われている方がおられますが、ロードマチックは、準高級機です。価格で言いますと、1968年ごろに大卒初任給が、30000円ほどの時代に、13000円から27000円となかなかのお値段でした。
1968年から製造されていますが、56系の機械が搭載され、ダイヤル、ケース、ベルト などかなりのバリエーションが大ヒットのカギのように思います。
この機械はカレンダーの送りの 揺動レバーの歯車は、プラッチックで出来ているので、このツメが、劣化し破損してしまいます。この場合、当店では、別の鉄製の歯車を移植して、修理対処しています。
このロードマチックは幸い、部品の破損等は無く、オーバーホールできました。
アンティーク時計修理・販売 フジヤマ時計店
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