ネガティブ思考を変えたい!上手な切り替え方のコツ

松尾聡子

松尾聡子

テーマ:心のととのえ方

ポジティブに受け止めようと思っても、
どうしてもネガティブに受け止めてしまう。

そんな自分を変えたい!
と思いつつも

物事の受け止め方やとらえ方のパターンは、
急に変えるのは難しかったりします。

たとえば、ちょっとした相手の言動に
傷ついてしまったり

イヤだなと感じた出来事を
いつまでも引きずってしまったり。

もやもやとした気持ちを抱える時間が長くなるのは
つらいですよね。

今日はそんなネガティブ思考から
脱出して

毎日をもっと楽しく過ごせるような
心の持ち方のコツをお伝えします。





●まずは、ネガティブな自分をOKにする

どうしてもネガティブな受け止め方を
変えられないならば、

「ネガティブな受け止め方しかできない自分」
を責めるのではなく

まずは「そんな自分もOK!」
にしちゃいましょう。

なぜかというと、ただでさえ
ネガティブな気持ちになっているときに

さらに自分で自分を責めてしまうと
それこそ、もう浮上できなくなるからです。

たとえば、
イライラして帰宅した夫から

「いつも子ども優先で、
オレのことはどうでもいいのかよ!」

と、理由もなく
八つ当たりされてしまったとき。

理不尽な思い、ショック、怒り、悲しさ・・・

などなどの気持ちが
瞬時に襲ってきて

ネガティブに
受け止めざるをえなかったりします。

それは当然のことです。

だから、まずは

「あんな言い方されたら
ネガティブな気持ちになるのも当然だよね」

と、自分の気持ちにOKを出して
自分だけは、自分の味方でいてあげましょう。


●出来事の「意味付け」を変えてみる

自分の感じた気持ちを
ちゃんと受け止めたあとで、

次に、出来事の「意味付け」を
変えていきましょう。

たとえば、先ほどの例で
夫の不機嫌に対して

「やっぱり私は妻としてダメなんだ」

「私なんて、八つ当たりしていい存在だと
思われてるんだ」

という意味付けをすると

ネガティブに捉えざるをえないし
もっともっとつらくなります。


●意味付けを変えると、こうなります

でも、

「帰るなりガミガミうるさいなあ。
会社でイヤなことでもあったのかな」

「子どもにやきもちやくなんて、
まだまだ甘えんぼだな。よしよし」

という意味づけをすることもできます。

そうすると、
ぷりぷり嫌味なことを言ってる夫が

だだっ子の甘えん坊さんに
見えてきませんか?

そうなると、無理することなく

「はいはい。
早くお風呂入っておいでね」

「おつかれさま。
じゃ、今日は一緒に飲もうか!」

なんて、
軽く答えられちゃうかもしれませんね。


●自分がご機嫌になれる意味付けに変えよう

起こってしまった
出来事の事実は変わりません。

でも、そこに
どんな意味付けをするのかは

自分で決められます。

自分で自由に決められるのなら

自分が楽しく、
そしてご機嫌になれる!

そんな意味づけをした方が
いいですよね。

どうしても
受け止め方を変えられないとき、

ネガティブに受け取ってしまって
つらくなっちゃったときは、

受け止めた後の
「意味づけ」を変えちゃいましょうね。

自分を責めなくても、
夫と対等に会話できるようになる、

そんな夫婦のコミュニケーションのコツは、
こちらでもお伝えしています。

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松尾聡子
専門家

松尾聡子(カウンセラー)

Le Port(ル・ポール)

聞いて終わりではない、変化を起こすカウンセリング。知識だけではなく、実際に普段の生活ですぐに役立つ心のスキルを伝える講座。

松尾聡子プロは長崎文化放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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