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コラム

夫の家事のやり方にイライラ。不満を上手に伝える2つのポイント

2023年3月9日

テーマ:夫婦関係の悩み

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

夫が家事をやってくれるのはありがたいんだけど、
そのやり方にイライラする・・・

そんなこと、ありませんか?

たとえば、
生ごみはそのまま捨てるのでなく、
何かに包んで捨ててほしい、とか

洗濯物を干すときに
しわを伸ばして干してほしい、とか。

一つ一つは小さな不満なのですが、
それが積もり積もると、
夫のことを嫌いになってしまいそうで怖いんですよね。


●自分で全部やっちゃうと・・・

「そんなやり方はダメでしょ!」
「そうじゃなくて、こうしてよ」

と、ついつい言っちゃいたくなりますが
そうすると

「じゃあ、もうやらないよ!」
「自分で好きにやれば」

と逆ギレされそうです。

文句を言って
ケンカになるのもめんどくさいから
もう、自分で全部やっちゃおう、

という方もいらっしゃいますが

そうすると、
夫が家事を何もしなくなり、

定年退職後は
粗大ゴミ扱いコースになりがちです。

それも、困っちゃいますよね。


●ポイント1:お手本を見せる

というわけで、今日は

「夫を不快にさせることなく、
やってほしいことを伝えるコツ」

をお伝えします。

ポイントは2つです。

1つめは「お手本を見せる」

夫と一緒に家事をやり、
その時に自分のやり方を実際にやってみせる、
ということです。

この時に、大事なことは
夫のやり方を否定するのではなく

「もっといいやり方があるよ」というのを、
ただ、見せてあげるんですね。

妻のやり方の方が
より効率的・より早い・よりきれい、など、

自分のやり方よりもずっといい!
と納得できると

素直な気持ちで
取り入れようという気持ちになれるものです。


●ポイント2:逆をやって見せる

もう一つは、逆をやって見せる、
ということです。

これは、「やめてほしい」ことを
伝えるときに効果的です。

たとえば、テレビのチャンネルを
勝手にどんどん変えてしまう夫の場合。

一緒に見ているのに
いきなり、勝手にチャンネルを変えられるのは

こちらとしては、
すごくストレスですよね(>_<)

そういう場合は、
一緒にテレビを見ているときに

「ちょっと、チャンネル変えてもいい?」
と声をかけて変えます。

それを何回か繰り返すことで

「ひと言、声をかけてもらえると、なんかいいな」

と感じられるようになり

「チャンネルを変える前には、声をかける」

という新しいルールが
インプットされるんです。



ただ、相手によっては
新しいルールが
なかなかインプットされないこともあります。

そういう場合は、
いきなりチャンネルを変えられたときに

「ひと言、『変えるよ』って
声をかけてくれたら嬉しい」

「今みたいに急に変えられたら、
ビックリするし、悲しい」など

そうされると、
自分がどう感じるかを伝えるのもオススメです。


●不満は小さなうちに解消する

言えない不満をそのままにしておくと
それは我慢になり、

我慢をさせる相手のことを
無意識のうちに
どんどん嫌いになってしまいます。

いつまでも
仲よく暮らしていくためにも、

不満は小さなうちに
その都度解決していきましょう。

夫婦のコミュニケーションのコツは

こちらの無料メール講座も
ぜひ、参考にしてくださいね。

この記事を書いたプロ

松尾聡子

夫婦関係のカウンセリングのプロ

松尾聡子(Le Port(ル・ポール))

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