人生の不幸を嘆いている方が幸せ!?
「欲望、意欲、意志」は、人生を動かして
いくために必要かつ大切な動力源だ。
なかでも欲望が動力源として働くと
「アレがほしい」「お金がほしい」
「認めてほしい」とそれらを得るために
懸命に働くわけだ。
ただし、欲望の怖いところは、
努力して望むものを手に入れたとしても、
その瞬間は満足したとしても次第に、
さらなる欲望が生まれることだ。
そして、次を求めるようになる。
そもそも人の欲望には、きりがない。
だからこそ、欲望を動力にしている限り
欲望に囚われ、決して心が満たされる
ことのない人生を歩む可能性が高い。
これを繰り返すだけなら虚しく矛盾に
満ちた人生になってしまうのではない
だろうか?
次に意欲を動力にしていると
「~がしたい」「夢を叶えたい」
「もっと良くしたい」と、何かを成し
遂げるために懸命に働くことになる。
そもそも決めたことを成し遂げる
ためには多くの犠牲が払う必要がある
場合もある。
そして、たとえ何かを失ったとしても
多少損して痛い目にあっても、目先の
やりたいことをガマンしてでも欲望を
むさぼるのではなく欲望を枯らして
決めた方向に走っていく。
そこには、 欲望を満たすだけでは
味わえない何ものかがあるかもしれない。
さらに、意志を動力にしていると
「~だけは譲らない」「絶対に~するぞ」
と信念を貫く働き方をすることになる。
意志の旗を立てたとしても強い風が吹き
何度も飛ばされそうになるかもしれない。
しかし、それでも、じっと耐えながら
必死に働いていれば、その旗に集う本当の
仲間、同志たちが集ってくれる。
そこでは歓喜と至福に包まれる何物にも
かえがたい極上の体験や世界が待っている
のではないだろうか?