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決めるリスクか?決めないリスクか?

内布誠

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テーマ:人材育成

リーダー

リーダーの大切な役目の一つに日々の
トラブル解決がある。

悩ましい問題が起こった時、リーダーの
顔が明るいか?暗いか?でチームの雰囲
気が全然違ってくるものだ。

チームのトップとして、どんなに困難な
ことに見舞われたとしても太陽のように
ポジティブで明るくいることが大切だ。

そのためには、人と話すときは、努めて
笑顔でいることを日頃より心掛ける
ことだ。

また、より良い仕事をするためにも
笑顔でいることの効能は驚くほど高い。

さらに言えば、トラブルを前にした時
部下は、リーダーの一挙手一投足を
注視する。

リーダーの姿勢・態度がチームに伝播
するのだ。

リーダーが、

・何をしようとしているのか?

・何を考えているのか?

・どういう気分なのか?

・どういうふうに振る舞うのか?

これらを明確かつ表明することは、
チームを引っ張っていく上で非常に
大事なことです。

なによりリーダーの態度として最も
求められるもののひとつに、

決めない”リスク”より、

決める”リスク”を取る

これに尽きるのではないかと思う
のです。

どんな職場であっても必ず想定外の
トラブルが必ず起こるものです。

そんな時、リーダーには、その問題の
解決への判断・決断を迫られるわけ
です。

こんな時、決断は早ければ早いほど
良い場合が多いと感じる。

もし、仮に即断したせいで判断を
誤ったとしても、誤りだと判明した
時点で、即座に対処すれば、被害は
最小限に押さえられるはずだ。

むしろ、判断することを躊躇して
“決めない”ことによって生じる損害
(傷口)こそ、最も避けるべきこと
ではないだろうか。

さらに、リーダーには、他のメンバーの
誰よりも絶対できると信じる心(信念)
が必要ではないだろうか。

そもそも、困難な状況でこそ、チームを
率いるリーダーとしての本領が試される
はずだからだ。

だとすれば、リーダーとして最も大切な
資質は、才能だけでは足りない。

それは、絶対にあきらめないという信念
ではないか。

そして、それがチームの隅々まで行き渡
っていることが重要だ。

リーダーとなる人は、誰もが厳しいと思う
状況で、誰よりも出来ると信じることが
できる最初の一人になれるかどうかだ。

さらに、その信念をチームに浸透させる
ことができるかにかかっているはずだ。

リーダーの示す姿勢・態度が、声なき声と
なり、それを背中で語れるか、伝えられるか
どうかにかかっている。

それこそが、チームを引っ張っていく原動力
であり、リーダーのリーダーたるあり方で
あるはずだ。

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内布誠
専門家

内布誠(社会保険労務士)

ウチヌノ人事戦略事務所

特定社会保険労務士としての専門知識をもちつつ、会社の活性化と経営者・社員磨きのための研修を開催中。ワクワクする職場環境を目指して、全力でお手伝いいたします!

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