思い込みや固定観念に縛られてしまう危険
思考(自我)は、「ラベル」をぺたぺた
貼って、外の世界を認識しています。
別の言い方をすれば、「色眼鏡」です。
たとえば、
「こいつは、身勝手な奴だ」ペタ、
「あいつは、冷淡な人間だ」ペタという
感じで貼りまくるわけです。
そして、一度貼ったラベルが剥がれることは
なかなかありません。
しかも、そのラベルが客観的に正しければ
問題ないでしょうが、どうもそうではない
可能性が高いのです。
当然、今後の人間関係においてもそれが多大
な影響を与えるわけです。
ここで、ちょっと疑問がわいてきませんか?
そもそも、そのラベルってどこにあったの
でしょうか?
まさか、近くのコンビニで売っていました
なんてことはないはずです。
実は、他人に貼ったラベルは、あなたの
中にあったものなんです。
つまり、そのラベルはあなたの分身その
ものと言っていいかもしれません。
諺にも「人の振り見て、我が振り直せ」
というのがありますよね。
だとすれば、
「人に貼ったラベル見て、我を知れ」
という感じなのかもしれません(苦笑)