考えるより先にまずは体を動かせ
「志とはそのゆえに死することである」
とある本の一節にあった。
また、このようなことも書かれていた。
「”志”という字は、士の心と書く。
武士の心である命よりも名を惜しむ。
武士は自分の家を守ることが一番誉れ
の高いことであり、家を守るとは、
主君の馬前で敵の槍に討たれて死ぬ
ことだった」という。
そもそも、
「あなたにとって、一番大切なもの?」
と聞かれれば、自分の「命」と答える
人が多いんじゃないだろうか。
しかし、この本では、「自らの命より
大切な所にやりたいことを置くのが、
志なんだ」と説いている。
だからこそ、志をたてるとやらなきゃ
いけないことがはっきり決まっている
から「失敗」はないという。
もし上手くいかなくても、それはたま
たま不時着しただけでまた飛び立って
いけば良いだけだ。
本当の意味での”志”は、ものすごい
強大なエネルギーだから、志半ばで
倒れることがあったとしても、後世に
その志を引き継ぐ者が必ず出てくる。
そして、これを具現化したヒトとして
思い浮かぶのは、「吉田松陰先生」で
あり、「幕末の志士たち」だ。
「私心なく自らの命の前に立てた志は
国をも変える強大なものになる」と
いうことを彼らは証明している。
そして、現代の日本人にそのDNAは
残されているのだろうか?
私は、それが受け継がれていると
信じたい。
さて、あなたは、”志”と呼べるものを
持っていますか?