手書きの資料をChatGPTで見やすい資料に|パソコンなし、スマホだけ。一緒にやって15分
スマホのGeminiに表を作ってもらい、スプレッドシートに移すボタンを探しても見つからない。その場合にどうするかを、2026年11月に、MAIFYラボの仕事用のiPhoneで、試しの数字を使って確かめました。
以前のコラム「紙の表をGeminiで電子化|スキャナーなし、スマホだけ。一緒にやって20分」では、紙の表を撮ってGeminiに渡し、「Googleスプレッドシートを作成して」と頼むやり方を書きました。今回は、できたスプレッドシートを使う前に見るところです。
結論から書きます。スマホのGeminiアプリでは、書き出すボタンを探さず、「この表でGoogleスプレッドシートを作成して」と頼みます。できたら、金額や合計の欄が計算式になっているかを見ます。
1. ボタンは探さず、スプレッドシートを作成してと頼む
Googleのヘルプには、表をスプレッドシートに書き出す機能は「現在、Gemini モバイルアプリではご利用いただけません」と書かれています。試したアプリでも、回答の下の「その他」に、書き出す項目はありませんでした。
出典:Gemini アプリ ヘルプ「Gemini アプリの回答をエクスポートする」https://support.google.com/gemini/answer/14184041?hl=ja
代わりに、会話の中で頼みます。品名・数量・単価・金額の表を作ってもらったあと、「この表でGoogleスプレッドシートを作成して」と頼むと、スプレッドシートができ、「開く」のボタンが出ました。会話から、スプレッドシートなどのファイルを作れることは、Googleのヘルプにも書かれています。
出典:Gemini アプリ ヘルプ「Gemini アプリを使用する」(チャットからファイルを生成する)https://support.google.com/gemini/answer/13275745?hl=ja&co=GENIE.Platform%3DiOS
2. 金額の欄が、計算式になっているかを見る
試したときは、できたスプレッドシートの金額の欄に、5,500のような数字そのものが入っていました。見た目は合っていますが、数量や単価を直しても、金額は変わりません。
「開く」からスプレッドシートを開き、金額のセルを押します。画面の入力欄に、セルの中身が出ます。セルの中の表示ではなく、入力欄を見ます。「=」で始まっていれば計算式です。「=B2*C2」なら、B列2行目の数量×C列2行目の単価という意味です。数字だけなら、Geminiに「金額の欄を、数量×単価の計算式にして」と頼みます。試したときは、「=B2*C2」のような式が入った、名前の違う2つ目のスプレッドシートができました。使うほうの金額のセルが「=」で始まっているのを確かめてから、使わないほうを消します。
3. 紙や元の数字と見比べてから使う
計算式になっていても、元の数字が違えば、答えも違います。行と列の数が元と合っているかを見て、数字を1つずつ見比べます。写真から作ったときは、手書きの「1」と「7」のように、読み違えやすい字があります。最後に、数量を1つ直して、金額が変わるかを見ます。確かめたら、数量を元に戻します。ここまで終わってから、合計や並べ替えに使います。
4. 仕事の表は、仕事用のスマホと会社のアカウントで
在庫や売上の表は、会社の情報です。私用のスマホではなく、仕事用のスマホで、会社のアカウントのGeminiを使います。会社のアカウントでは、管理する人の設定によって、Geminiそのものが使えないことがあります。そのときは、管理する人に確かめます。
できたスプレッドシートは、Googleドライブに入ります。ほかの人も使う表なら、見てよい人だけが入れる、会社の共有のフォルダに移しておきます。
まとめ
- スマホのGeminiアプリでは、ボタンを探さず「この表でGoogleスプレッドシートを作成して」と頼む
- できたら、金額のセルを押して、計算式(「=」で始まる)かを見る。数字だけなら、計算式にしてと頼む
- 元の数字と見比べてから、合計や並べ替えに使う
金額が計算式になっていれば、数量を直すだけで合計まで変わります。そのために、作った直後に、セルを1つ押して確かめます。


