「花子とアン」 の言葉たち 「最上のものは将来にある」
NHKの連続テレビ小説 「花子とアン」 から、目が離せなくなっています。
これは、 『赤毛のアン』 の翻訳を手がけた、村岡花子さんの半生を描いたドラマですが、
アンと村岡花子さんには、不思議なほど共通点があります。
ドラマには 『赤毛のアン』 になぞらえたエピソードが、随所に散りばめられていて、
そこには、本当にたくさんの 「すてきな言葉」 も、ちりばめられています。
「バラがあざみやキャベツという名前だったら、あんなにいい香りはしないはずよ」
ドラマでは、はながロミオとジュリエットの劇中のセリフ 「バラはどう呼んでも甘く香る」 に
ケチを付ける場面で言った言葉で、
「赤毛のアン」 では、名前にこだわるアンにマリラが 「人は名前よりも、行いが肝心ですよ」 と
たしなめた時に、アンが答えた言葉です。
「言葉」 は、使い手によって、また受け手によって、変化します。
「言葉」 は、思いや主張に 「共感」 というプロセスを経て初めて、深く相手に届きます。
今年5月に、東京の洗足池図書館で 『赤毛のアン』 を読ませて頂きましたが、
10月には、母校の学園祭で、また 『赤毛のアン』 を読むことになっています。
今から楽しみにしています。
洗足池図書館での朗読会の模様はこちら
http://www.stage-up.info/person/cat1/post-199.php
洗足池図書館での朗読会の感想はこちら
http://www.stage-up.info/person/cat1/post-200.php