「朗読の日」 6月17日・18日 銀座 にて開催!
11月16日㈮、東京国際フォーラムで行われた、中島みゆきのコンサートに行ってきました。
彼女の歌はデビュー当時から好きで 「悪女」 「かもめはかもめ」 「時代」 「糸」 は、
今でもカラオケのレパートリーに入っていますが、コンサートに行ったのは、初めてでした。
ファンクラブに入っている人でも、チケットを手に入れるのが難しいと聞く中、
なんと、たまたま友人から 「一緒に行くはずだった人が行けなくなったので行かない?」 という
まさに 「棚ボタ式」 に舞い込んだ一枚でした。
それだけでも充分ラッキーなのに、更にラッキーだったのは・・・
なんと、席が、前から3列目だったのです。
ファンクラブに入っている友人でさえ 「こんなにいい席は初めて」 と言います。
「空と君のあいだに」 から始まり、ラストの 「ヘッドライト・テールライト」 までの全22曲
聴き入りました! 堪能しました!! 心が熱くなりました!!!
本人いわく 「歌としゃべりはジェットコースター」 という 「トーク」 も最高でした。
その中で、彼女が言った 印象的な言葉がありました。
「 私は、言葉をこねくり回して作り出すのが好きで、こんなことをやっていますが、
時として、考えに考え抜いた言葉より、誰かがぽろっと言ったひと言の方が、
ずーっといいことがある。グサッとくることがある。敵わないと思うことがある。
そこが言葉のおもしろい所・・・素適なところ・・・奥深い所・・・そしてこわい所。
だから私は 『言葉の世界』 から離れられない 」
嬉しくなりました! その通りだと思いました!! 同感だと思いました!!!
そして、毎回コンサートの選曲をする時に、前回とだぶらないようにするのだけれど
「 この曲だけは、今回も歌いたいと思います 」 と言って彼女が歌った 「 時代 」に、
私は不覚にも、涙してしまいました。
彼女は、決して多くは語らなかったけれど、この曲を今年も選んだのは、
やはり 「震災」 が大きく関わっていると思うのです。
どんなにこらえても溢れてくる涙を、友人に気づかれないように拭いていたら、
その友人も、やっぱり隣りで泣いていました。
それにしても、中島みゆきは、もしかしたらサイボーグでしょうか?
随分前に、NHKの紅白でトンネルの中で 「地上の星」 を歌っているのを見た時と、
全然変わっていないのです。(確か私より上のはず)
まさしく「由美かおる」 か 「中島みゆき」 かという感じ!!
守りになんか入っていられない!! 顔を上げて進むんだ!!
たくさんのエネルギーをもらって、最終の新幹線に乗りました。
家に帰り着くまで 「時代」 が、頭の中でず~っとリフレインしていました。
本当に心が熱くなるひと夜でした。
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