中小企業における経営理念の現状②
中小企業にとって経営理念は、迷った時の「羅針盤」です。社員との意識のズレを解消し、一貫した経営判断を下すために必要不可欠なものです。自分たちらしい経営の形を、まずはここから見つけていきましょう。
日々の経営を「家族旅行」に例えてみましょう。行き先が決まっていないと、途中の分かれ道で「右に行きたい」「いや、休みたい」と意見がバラバラになり、せっかくの旅行が台無しになってしまいます。
企業において、この「目的地」や「進むべき方向」を示すのが経営理念です。理念がない状態は、いわば地図を持たずに大海原へ出るようなもの。理念という羅針盤があることで、会社はより強く、しなやかになれます。
経営理念が「羅針盤」となる3つの理由
•迅速でブレない判断ができる
「儲かるかどうか」だけでなく「理念に沿っているか」という基準ができるため、迷いが減り、経営のスピードが上がります。
•社員の意識が自然に揃う
目指すべき姿が共有されると、細かな指示がなくても社員が自律的に動けるようになり、管理の負担が軽減されます。
•お客様からの信頼が深まる
「この会社は何を大切にしているか」が明確な組織は、社外からも一貫性を評価され、選ばれ続ける存在になります。
管理体制を整える第一歩は、立派な規定を作ることではなく、心を一つにする「言葉」を持つことです。
「うちの会社らしい理念って何だろう?」 まずは悩み、考えることからスタートです。
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