リスクへの基本的な向き合い方①~「避ける(やらない・持たない)」
中小企業のリスクマネジメントで大切なのは、全てを自社で抱え込まないこと。リスク対応4つのスタンスの3つ目は、「移す(保険や第三者に任せる)」です。
日常にある「リスクを移す」という考え方
車を運転する時、どれほど注意していても事故の可能性はゼロではありません。だからこそ、私たちは「自動車保険」に入ります。万が一の金銭的負担を保険会社に肩代わりしてもらう、これがリスク管理における「移す(転嫁)」という考え方です。
経営もこれと同じです。全てのトラブルを経営者や限られたスタッフだけで防ぐのは限界があります。大切なのは、自社で負いきれないリスクを上手に外へ逃がしてあげることです。
中小企業でよくある「移す」の活用例3選
効果的なリスクマネジメントの事例をご紹介します。
•損害賠償保険への加入:賠償事故や情報漏えい時の金銭的リスクを保険会社へ移す。
•専門業務の外注(アウトソーシング):給与計算や法務確認を専門家へ。実務上のミスが起きるリスクをプロに任せる。
•クラウドサービスの利用:自社でサーバーを持たず、高度なセキュリティ管理を専門企業に委託する。
内部統制やリスク管理と聞くと難しく感じますが、「餅は餅屋」に任せることも立派な経営戦略です。
今の体制に少しでも不安を感じたら、まずは「これ、外に任せられるかな?」と検討することから始めてみてはいかがでしょうか。
※2025年テーマ別コラム
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