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リスクへの基本的な向き合い方①~「避ける(やらない・持たない)」

田丸伸二

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テーマ:リスク管理・リスクマネジメント

中小企業の経営において、リスク管理は後回しになりがち。内部統制と聞くと難しく感じますが、実はリスクの種を「持たない・やらない」と決めることも立派な戦略です。これはリスク対応4つのスタンスのうちのひとつです。管理部門での実務経験を活かし、経営者の不安を安心に変える実践的なヒントを優しく解説します。

日常生活で考える「リスクを避ける」コツ

経営におけるリスクマネジメントは、実は普段の生活の工夫によく似ています。

例えば、大雨の日に「わざわざ出かけない」ことや、貴重品を「あちこち持ち歩かない」こと。これがリスク管理の基本である「回避(避ける)」という考え方です。危ない場所やモノに近づかないだけで、余計な心配をせずに済むという考え方です。

内部統制は「身軽になること」から始まる

中小企業では、限られた人数で現場を回すため、管理の手間は極力減らしたいものです。そこでおすすめなのが、リスクの種をあらかじめ「持たない」という選択です。

•現金を扱わない:小口現金を廃止し、キャッシュレスや振込に一本化して「紛失や数え間違い」のリスクをなくす。
•不要な個人情報を持たない:必要以上の顧客情報を保管せず、漏洩のリスクそのものを物理的に消す。
•在庫や資産は持たない :在庫や資産は最小限にとどめておく。

これらは消極的な姿勢ではなく、本業に集中するための「攻めの内部統制」です。

業務の中で「これ、持っていなければ楽になるかも?」と思うものはありますか?まずは身の回りの「持たなくていいもの」を探してみてください。

※2025年テーマ別コラム
【バックオフィス】 【リスクマネジメント】 【コンプライアンス・ハラスメント教育】
【経営理念】

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専門家

田丸伸二(中小企業診断士)

たまる中小企業診断士事務所

30年以上の管理部門経験を持つ中小企業診断士が、中小企業の内部統制・リスクマネジメント・コンプライアンス教育を支援。ガバナンスを整え、中小企業の経営改善と持続的成長を実現します。

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