リスクマネジメントとは?~経営の「もしも」を安心に変える、明日からできる備え方~
中小企業の経営において、リスク管理は後回しになりがち。内部統制と聞くと難しく感じますが、実はリスクの種を「持たない・やらない」と決めることも立派な戦略です。これはリスク対応4つのスタンスのうちのひとつです。管理部門での実務経験を活かし、経営者の不安を安心に変える実践的なヒントを優しく解説します。
日常生活で考える「リスクを避ける」コツ
経営におけるリスクマネジメントは、実は普段の生活の工夫によく似ています。
例えば、大雨の日に「わざわざ出かけない」ことや、貴重品を「あちこち持ち歩かない」こと。これがリスク管理の基本である「回避(避ける)」という考え方です。危ない場所やモノに近づかないだけで、余計な心配をせずに済むという考え方です。
内部統制は「身軽になること」から始まる
中小企業では、限られた人数で現場を回すため、管理の手間は極力減らしたいものです。そこでおすすめなのが、リスクの種をあらかじめ「持たない」という選択です。
•現金を扱わない:小口現金を廃止し、キャッシュレスや振込に一本化して「紛失や数え間違い」のリスクをなくす。
•不要な個人情報を持たない:必要以上の顧客情報を保管せず、漏洩のリスクそのものを物理的に消す。
•在庫や資産は持たない :在庫や資産は最小限にとどめておく。
これらは消極的な姿勢ではなく、本業に集中するための「攻めの内部統制」です。
業務の中で「これ、持っていなければ楽になるかも?」と思うものはありますか?まずは身の回りの「持たなくていいもの」を探してみてください。
※2025年テーマ別コラム
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