“社内風土”がハラスメントを防ぐ ― 中小企業にできる文化づくり|安心して働ける環境は日常の積み重ねから
「うちは家族的な付き合いだから」という安心感が、思わぬ経営リスクを招くことも。中小企業の経営者が知っておくべきコンプライアンスとハラスメント対策の重要性。内部統制の第一歩は現状を知ることから始まります。
長年一緒に働いている仲間だからこそ、「うちは風通しが良いし、ハラスメントなんて無縁だ」と感じていらっしゃるかもしれません。しかし、その「阿吽の呼吸」こそが、今の時代では思わぬリスクの入り口になることがあります。
走り慣れた「いつもの道」に潜む落とし穴
例えば、20年以上毎日通っている「慣れた道」での運転を想像してみてください。 景色もカーブも熟知しているから、ついリラックスして運転しますよね。しかし、ある日突然、その道に「新しい一時停止の標識」ができたり、「一方通行」に変わったりしていたらどうでしょうか。
「昔からこうだったから」と以前のルールのまま運転を続けてしまうと、知らないうちに交通違反になってしまいます。中小企業のコンプライアンスもこれと同じです。
•昔ながらの熱血指導が、今は「パワハラ」と捉えられる
•良かれと思った気遣いが、「セクハラ」と言われてしまう
悪気はなくても、時代の変化(ルールの変更)に気づかず内部統制を後回しにしていると、ある日突然、信頼失墜や取引停止といった大きなブレーキがかかってしまうのです。
信頼を守るための「安全確認」を
まずは「今の自社のルール」が、最新の道路標識(社会の基準)とズレていないか確認することから始めましょう。いきなり完璧な仕組みを作る必要はありません。
経営者である皆様の大切な会社と従業員を守るために、まずは「現状の健康診断」から始めてみましょう。簡単なチェックリストで確認してみるのもいいかもしれません。
※2025年テーマ別コラム
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