見えない経営リスクを防ぐ!中小企業の健康診断
管理部門が現場や営業と連携し、仕組みを整えることはリスク管理の第一歩。バックオフィス主体の見直しで経営の安定と利益改善を実現します。
現場との“距離”が生む見えないリスク
「営業が独自に作った見積フォーマットが乱立していた」「現場の日報と管理の数字が合わない」——そんな相談をいただくことがあります。
背景には、管理部門とフロントオフィスの距離が開き、互いの実態を理解できていないという課題があります。
関わり不足が誤差やトラブルを生む
管理部門が現場を知らないままルールを作ると、次のような問題が起こりがちです。
•営業・現場の運用と管理ルールがズレる
•数字が合わず、原因究明に時間がかかる
•誰が何を基準に判断しているのか不透明になる
実際に、営業が「今のルールだとお客様対応のスピードが落ちる」と判断し、独自管理を始めた結果、月末の請求処理で数十件の差異が発生したこともありました。
管理部門が前に出て“刺さり込む”
改善のカギは、管理部門が自ら現場に近づくことです。
実務的には次の3つを行うだけで大きく変わります。
•営業・現場に同行し、実態をヒアリング
•運用に即したルールを共同で作り、一本化
•現場任せにしない「軽いチェック」の仕組みを設置
“刺さり込む”ことで、現場の負担も減り、組織全体で同じ基準で動けるようになります。
一歩踏み込む管理部門が組織を強くする
バックオフィスが現場に寄り添い、仕組みを整えることでリスクは自然と減り、利益体質が強まります。
「うちの場合はどう刺さり込めばいい?」と感じたら、どうぞ気軽にご相談ください。一緒に最適な形を考えていきましょう。
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