リスクマネジメントが進まない!?
中小企業の皆さま、見えない経営リスクを放置していませんか?
リスクマネジメントやコンプライアンスの視点で企業健康診断を行い、自社の体質を点検して安心と成長につなげましょう。
先日、私自身も健康診断を受けてきました。毎年のことですが、結果が返ってくるまでは少しドキドキします。
体調に不調がなくても、「血圧が高め」「生活習慣の改善が必要」と指摘されると、日々の小さな積み重ねが将来に大きく影響することを改めて実感します。
健康診断は、普段気づかない“見えないサイン”を早めに教えてくれる大切な機会です。
これは企業経営にも通じます。会社も一見元気そうに見えても、数字や組織の中には小さな不調が潜んでいます。
たとえば、
・売上は伸びているのに利益が残らない
・社員が頑張っているのに疲労感ばかり増えている
・顧客満足度が下がっているのに気づかない
こうした状態は企業にとって“生活習慣病”のようなもので、放置すると大きな経営リスクに発展しかねません。
だからこそ、中小企業にも定期的な「健康診断」が必要です。
財務状況だけでなく、以下も点検しましょう
・働き方や業務フロー
・コンプライアンスやリスクマネジメント体制
・内部統制や業務プロセス
・顧客や社員の声
診断の目的は“悪いところ探し”ではなく、”将来に向けて体質を整える”ことにあります。
私自身も健康診断をきっかけに生活習慣を見直しました。
企業も同じで、小さなサインを見逃さず改善を重ねることで、長く健やかに成長できます。
「今は元気だから大丈夫」と思う時こそ、自社を立ち止まってチェックする。
この習慣こそ、中小企業の安心と持続的成長への第一歩です。
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