冷房で起きるエアコン水漏れの原因と対処法
気象庁が災害レベルと発表するほどの猛暑。
京都も厳しい暑さが連日で、空調の工事や修理をするスタッフの体調管理が心配です。
皆さまもどうぞ生命を守るツールとして、エアコンをしっかりご活用下さい。
さて、今日のテーマはこの時期だからこそチェックしておいてほしいことです!
猛暑時の冷房の効き具合が気になり点検を依頼されても、簡単な方法で改善することがあります。
そこで、ユーザーの方が意外と見落としがちで、空調業者にとっては当たり前のことをお伝えします。
室内機のフィルター掃除
フィルターの汚れは、エアコンの効き具合に即影響します。甘く見てはいけません。
もし効き具合が気になるなら、一度チェックしてみて下さい。
フィルターにホコリなどが付着していれば、室内機の中で空気を効率よく冷やせず、性能が低下します。
ほとんどの場合は掃除により改善し、より良く涼しさを実感いただける即効性があります。
温度設定感覚の見直し
皆さまが体感されている暑さは、これまでに経験したことのないレベルとまで言われています。
現状の外気温からすると、いままでの感覚で温度設定していては室内が冷えないでしょう。
それをエアコンの不具合と勘違いされる場合があります。だって、異常な暑さですから。
従来の温度設定の感覚を低めに見直せば、性能を発揮して快適にお過ごしいただけるはずです。
リモコン操作と電池残量
ルームエアコンの場合、ワイヤレスリモコンが主流です。
このリモコンで操作したとき、室内機はちゃんと反応してくれていますか?
室内機の受光部に向けてしっかり操作しないと、液晶表示された通りにエアコンが運転していないことも。
さらには、リモコン電池が切れかけで信号が届いていない場合もあるのです。
先日、年配の方のお宅を訪問したとき、冷房のつもりが暖房になっていたケースも実際ありました。
液晶が仮に表示していても、電池の残量不足で信号が室内機に送信されていないこともあります。
リモコン電池の入れ替えも有効な手段であることをお忘れなく。
以上ですが、異常な暑さゆえ、おさらいしておいてもらえたら幸いです。