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エアコンでシーズン前にコレだけは…【4】

倉本和幸

倉本和幸

テーマ:空調メンテの疑問、一答涼暖!

空調に情熱を注ぐプロが、
シーズン前にエアコンでこれだけはと
考えている4回目は~ドレン管~

ドレン管とは、
空気中の水分がエアコン内部で水滴化したものを
屋外に出す排水管のことです。
ジャバラ状のホースか、VPと呼ばれる塩ビ製パイプを使用し、
冷媒配管と同じルートで工事されていることが多いです。

夏の冷房時には室内機から排水されるのですが、
ドレン管の排水口の先が詰まっていると
室内機から水漏れする大変な事態も起こり得ます。

従って、屋外の配管ルートをたどってもらい、
ドレン管の排水口が確認できたら
先がドロなどで詰まっていないかチェックしてみて下さい。
もし詰まっていたら掃除して取り除いてほしいのです。

室内機からの水漏れでサービスマンが点検した結果、
ドレン管の詰まりが原因というケースは結構あります。
でも、皆さんがこの配管をチェックして掃除さえすれば、
ムダなサービス費用がかからなくて済みますからね(笑)

以上が~ドレン管~について、コレだけはと思うことです。
シッカリお手入れで、来るべきシーズンにバッチリ備えましょ!!

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倉本和幸
専門家

倉本和幸(一級管工事施工管理技士)

株式会社京都設備

部屋や用途を正確に把握した上で、温度だけでなく、湿度、気流、空気清浄といった空調の質にまで配慮した提案を目指しています。また、空調設備の枠にとらわれない発想力で新たな価値の創造にも努めています。

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