空調も健康管理も「万が一」のないように
職業柄、ついつい見てしまうエアコンの設定温度!
節電の目安である28℃で冷房されているところがある一方、
20℃以下でお使いのところも見かけることがあります。
ただ、そういうところに共通して言えることは、
あまり涼しくないことです。
冷静に考えて、20℃以下で冷房運転していても、
涼しくならないようなら異常事態であると考えます。
その原因は2つに分かれると思います。
まず第一に、エアコンの性能がダウンしていること。
フィルターを掃除していても、効き具合が改善しない場合、
ガス不足やエアコン内部(熱交換器)の汚れなどに
問題があるかもしれません。
「以前はエアコンの効きがよかったけれど、最近ちょっと・・・」
という感じがするなら、プロに点検してもらってはいかがでしょうか?
点検整備することで、効き具合が良くなる可能性があります。
しかし、
設置年数の長さや使用頻度の高さにより性能劣化しているようなら、
取替をご検討いただく方がいいでしょう。
次に、エアコンの能力不足。
残念ですが、エアコンのもつ能力をフルに発揮しているにも関わらず
涼しくならないところを、今までに何件か拝見しております。
理由は能力の選定ミス。
エアコンの選定は、部屋の広さだけを基準に考えないことです。
日差しが部屋の中にどの程度入ってくるかや、
テレビやパソコンなど発熱するものがどの位あるのかなど、
加味しなければならないのです。
この状況を改善するには、取替か増設するしかないでしょう。
とにかく、20℃以下で冷房しないと冷えないエアコンは、
きっと何かの問題をかかえている可能性がありますので要注意!
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ムダなくムリない空調節電のおさらい