Mybestpro Members

倉本和幸プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

梅雨時期、一番℡の多いエアコン異常は

倉本和幸

倉本和幸

テーマ:空調メンテの疑問、一答涼暖!

6月になる前に、早くも梅雨入り。

湿度が高くムシムシするこのシーズンから、
ドライ運転や冷房運転をかけ始められる方は多いはず。

こんな時期に、
一番電話が多くかかってくるエアコン異常の内容は、

~室内機からの水漏れ~

不快に感じると、
設定温度もついつい下げがちになってしまいます。

そうすれば室内機の中はどんどん冷やされますが、
規定量以上の排水を生む結果となり、
室内機の排水受け皿(ドレンパン)から
漏れ出てしまいます。

この原理をわかりやすく例えるなら、ビールジョッキ。
ビヤガーデンなどでジョッキに冷たいビールをいれると、
ジョッキの表面に水滴がつきますよね。
高い気温の中で出てくるビールは、
冷たいほど水滴の量もより増えるはず。
ジョッキをのせたテーブルの上が
ビチャビチャになる経験をした方も多いのでは?

設定温度を下げ室内機を冷やすことは、
キンキンに冷えたビールをいれたジョッキのようなもの。
水漏れは、ジョッキ表面の水滴がかなり多くついたために
起こる現象と思ってもらえればカンタン。

だから異常ではなく、
運転操作でクリアになることが多いんです。

注意してほしいポイントは、

◎設定温度を下げすぎないこと
◎風量を強めにすること
◎フィルターを掃除すること

もし、あなたのところで水漏れしたらぜひお試しあれ。


◆◆おこしやす!㈱京都設備のHPへ◆◆
http://www.kyoto-setsubi.co.jp/

◆◆エアコンの節電効果を上げる方法◆◆
http://saisei.mbp-japan.com/saisei40.html

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

倉本和幸
専門家

倉本和幸(一級管工事施工管理技士)

株式会社京都設備

部屋や用途を正確に把握した上で、温度だけでなく、湿度、気流、空気清浄といった空調の質にまで配慮した提案を目指しています。また、空調設備の枠にとらわれない発想力で新たな価値の創造にも努めています。

倉本和幸プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

空調設備に情熱を注ぐプロ

倉本和幸プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼