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倉本和幸プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

エアコン室内機の吹出口の風の向きは

倉本和幸

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テーマ:空調運転の疑問、一答涼暖!


みなさんのお宅や事務所にあるエアコンは
どんなタイプが取り付けられていますか?

ルームエアコンですと壁掛型がほとんどですし、
事務所となると天吊型や床置型、天井カセット型などが
多いように思います。

実はエアコンの風向きの調整が、
暖房運転に暖まり方に影響を及ぼす場合があります。

エアコンの温度制御は、
室内機の吸込口あたり(フィルタのある部分)に
温度センサーがあり、そこで設定温度と室温の差を
感知して制御するものが多いのです。

例えば
収納家具の上にある壁掛型エアコンならば、
でてくる温風が家具の天板にあたって吸込口へ
流れないように調節することをおすすめします。

なぜなら温風が温度センサーにふれると、
室内が寒くてもエアコン本体が暖まったと判断して
運転制御をかけてしまうからです。

また天井設置のエアコンならば、
暖かい空気は天井に上がっていくので
風向きは下にする方がよいでしょう。

エアコンを快適にお使いいただく上で
参考にしてみてください。

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倉本和幸
専門家

倉本和幸(一級管工事施工管理技士)

株式会社京都設備

部屋や用途を正確に把握した上で、温度だけでなく、湿度、気流、空気清浄といった空調の質にまで配慮した提案を目指しています。また、空調設備の枠にとらわれない発想力で新たな価値の創造にも努めています。

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