聴き方で、人は変わる

太田英樹

太田英樹

テーマ:コーチングコミュニケーション



相手を変えたいなら、まず聴き方を変えてみる


忙しい、時間がない、お金がない、気が乗らない、
意味がない、やるだけ無駄、
いろんな理由をつけて、行動しない。

行動しない自分に気づいている人はまだいい。
一番困るのは、行動しているつもりになっているケース。
この場合、自分は行動しているし、やるべきことはやっているし、人より頑張っているのだから、問題は自分ではなく相手や周囲にある、と思ってしまう。

ということは、相手や周囲に改善を求めたり、改善しても無駄だからあきらめたりしてしまう。

当然のことながら、それだと何も変わらない。
自分の行動を変えなきゃ、何も変わらない。
行動を変えるには、意識が変わらないといけない。

意識を変えるには、感情を変えるのが一番手っ取り早い。
なので、私の1on1は、どうでもいい話から入ることが多い。
「真面目に聞け」「真面目にやれ」「真面目に考えろ」と、多くの上司は、かたくかたくしていく方向に持っていきますが、逆です。

仕事とは遠い話から、だらしない生活、ダメダメなエピソード、飛び上がって喜んだ話、それらを通じて、柔らかく柔らかくなる方向に持っていきます。
粘土をこねて、成形しやすく柔らかくするイメージかな。
水分が少なくて硬い粘土で、形をつくるのって難しいですが、しばらくこねて、柔らかくなった粘土は、形を作りやすい。

あくまでも1on1の入口の話ですし、自分は変わる必要がないと凝り固まっている人の場合の話です。
もちろん、お金をいただいてやることなので、くだらない話だけして終わるわけにもいかないので、時間配分は考えながら話を聴いています。

これも、平本あきお師匠から教わったことですが、
どう進めるとか、どう質問するとか、時間配分とかを考えながら話を聴くと、真剣に聴いていない感じが相手に伝わってしまいます、
なので、まずは相手の話にとことん興味をもって聴く練習から始め、何も意識しなくても相手の話に関心をもてるくらい、自然になるくらい傾聴スキルを高めます。
そうすると、話を真剣に聴きながら、頭(思考)では、フル回転で進行管理できるようになります。

こうやって文章に書くと簡単なように感じるかもしれませんが、これがとんでもなく難しいんですよ。
私も、できるようになるまで、数多く練習しました。
「このあと、どう話を展開していこうかな」とか考えているうちに、会話が止まってしまったり、相手の話が頭に入ってこなかったり、何度も何度も失敗しました。

管理職の皆さんは、ます聴き方を変えてみてください。
そんなことしても意味がないとか、練習している時間がないとか、仕事の中でなかなかそんな意識をもてないとか、できない理由を並べる前に、どうすればできるかを考えてほしい。

社員の成長を願うなら、会社の利益を上げたいなら、お客様の笑顔を作りたいなら、できるかできないかではなく、やるかやらないかです。

追伸
とうとうトリシティくんのメーターが6万キロに達しました。
エンジンはまだ大丈夫そうなんですが、屋根がいつ飛んでいくかわからない状態なので、近々引退してもらいます。
車の購入を決めてきました。

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太田英樹
専門家

太田英樹(コーチングコミュニケーション講師)

株式会社インサイトハウス

介護福祉業界を中心に人材育成と事業支援で多くの実績あり。アドラー心理学ベースのコーチングコミュニケーション研修により、社内コミュニケーションの円滑化、人材定着率や顧客満足度向上、事業成長に繋げます。

太田英樹プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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