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コラム

経営者さんとスタッフさん

2023年2月22日

テーマ:組織改革

コラムカテゴリ:ビジネス

仕事がら、いろんな法人企業の理事長、経営者とお話しさせていただきます。

お会いした経営者さんで、

「社員をなんとかしたい」

とおっしゃる方がいます。

やる気がない、
雰囲気が悪い、
連携がよくない、などなど
そういったことの解決を求めて相談いただきます。

経営者の皆さんは、いろんなものを背負っています。
多くの社員職員を抱える法人であればあるほど、その多くの社員職員はもちろんのこと、
その家族の生活も背負っています。

何があっても法人を会社を潰してはいけない、そのプレッシャーは大変なものです。

スタッフの皆さんからすれば当然と思うかもしれませんが、
毎月決まった日にちゃんとスタッフの皆さんに給料を支払って、税金や社会保険料の事業所負担分を支払って・・・という資金繰りだって、実は簡単なことではありません。

そんな中、経営者として社員職員さんに望むことは、

日々成長し、ポテンシャルを上げ、最大限の力を発揮してもらいたい、

ということ。

担当の部署、業務で生産性を上げる努力をしてほしい。

そんな思いが、前述の言葉になっているのだと思います。

とはいえ、社員職員さんは経営者ではありません。

働く動機やモチベーションはそれぞれ違います。

経営者の思いをそのまま押しつけては、辞めてしまいます。

大切な社員職員さんだからこそ、そんな結末はのぞまないですよね?

だからといって、スタッフさんの自由というのでは組織が成り立たない。

では、どうする?

「社員をどうにかする」

のではなく、

スタッフさん一人一人のモチベーションと、組織の目指す未来の共有ゾーンを見つける。

それが、経営者も、スタッフさん一人一人も、その家族も、お客様利用者様も皆が幸せになる方法。

この記事を書いたプロ

太田英樹

介護業界をコーチングコミュニケーションで幸せにするプロ

太田英樹(株式会社インサイトハウス)

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