Make a move !
あなたにとって、一番大切なものは何ですか?
家族、親友、自分自身?
仕事、趣味、家?
愛、友情、信頼?
地位、名誉、お金?
みんな違って、みんないい。
価値観は、経験に基づきます。
歩んできた人生が違うんだから、価値観が違って当たり前。
価値観が人それぞれ違うということ自体は、多くの人が理解しています。
ところが、一緒に仕事をしたり、一緒に暮らしていると、
その価値観の違いにイラッとしたり、残念な気持ちになったり、許せないと思ったりします。
価値観の違いは理解しているのに、なぜ?
それは、「相手の価値観」を
「自分の価値観」で評価・判断・分析、つまりジャッジしているから。
関わりのない人がどんな価値観をもっていても、自分には関係ないので、気にならない。
でも、仕事や暮らしをシェアしていると、自分と違う価値観を許せなくなる。
そりゃ、自分目線で見ればそうなりますよ。
ましてや、相手が自分の価値観を否定してきたりしたら、なおさら腹が立ちますよね。
できれば、楽しく仕事・暮らしをしたい。
でも、そうできない。
自分目線で相手の価値観を見ている限り、その悩みは永遠に続きます。
それを断ち切りたいなら、相手目線に立ってみる。
「この人はどんな思いで、これを言っているんだろう」
「この人は、どんな経験をしてきて、こんな行動をしているんだろう」
そこに意識を向けて、その人の中に入ってみる。
そんなことできないし、したくない!と思うかもしれません。
あるいは、やってみたけど理解できない、と思うかもしれない。
その原因は2つあります。
1つは、自己受容。
相手を理解する前に、自分を理解すること。
自分ができているところ、頑張っているところをとことん自分で承認してあげる。
できていないところを受け止めて、そんな自分にオッケーを出してあげる。
まずは、自分を認めてあげないと、相手目線に立てない。
2つ目は、目的。
何のために相手目線に立つのかを、明確にしておくこと。
仕事の生産性をあげるため、
仲良く暮らしていくため、
よりよい人間関係を築くため、
そのために相手の思いに寄り添う、ということを明確にしておく。
この2つをすることで、相手目線に立ちやすくなります。