相手と意見が合わないときの対処法

太田英樹

太田英樹

テーマ:コーチングコミュニケーション

時々、妻と、子どもの将来の話をします。

先日も、何かの話から子どもの話になりました。

細かくは書けませんが、簡単にまとめると、
親の責任はどこまでか、という話。

私と妻とで考え方が違います。

その考え方のベースになっている「経験」が違うので、違って当然です。

簡単に言うと、
「できるだけ苦労をさせたくない」という考えと
「苦労は買ってでもしろ」の違い。

夫婦、親子はもちろん、職場の会議でも、話が噛み合わない、ってよくあります。

そんなとき、皆さんや皆さんの職場ではどうなりますか?

多数決を取る?

2人しかいないと多数決も取れないですし、
そもそも多数決は少数意見を無視するシステムですので、全員の納得感が得られない。

上司が強権発動する?

それも納得感ない。

話し合いで大事なのは、互いに納得感があり、その後実行されること。

納得感のない会議で決まったことは、実行されません。

なので、
まずは、互いが意見を出し合えることが大事。

そのためには、相手の話の途中で相手を否定しない。遮らない。自分の話にしない。

そのうえで、噛み合わないなら、話のステージを一つ上げること。

A or B の議論から、

ありたい姿、感情へ。

私たち夫婦の例で言えば、

「苦労させるかさせないか」ではなく、「息子にどんな人生を歩んでほしいか」

なぜ、そんなことをするのか?

互いの納得ポイント、共有ゾーンを出すため。

共有ゾーンを明確にしてから、それを実現するためにどうするか、方法論を話し合う。

そのステップを踏むと、互いに納得感の高い結論に近づくことができます。

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太田英樹
専門家

太田英樹(コーチングコミュニケーション講師)

株式会社インサイトハウス

介護・福祉業界を中心に人材育成と事業支援で多くの実績あり。アドラー心理学ベースのコーチング研修により、社内コミュニケーションを円滑化のみならず、人材定着率や利用者満足度を高め、事業の成長につなげます。

太田英樹プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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