人間関係の構築にはロジックがあります

太田英樹

太田英樹

テーマ:組織改革

「相手の良いところに目を向けましょう」

とよく言いますが、
苦手だなぁと感じてる相手だと、その相手の嫌なところ、ダメなところが見えやすい。

そういうところが見えると、さらに苦手になる。

苦手になると、近づきたくなくなるので、距離をとりたくなり、見える部分がさらに減り、
嫌なところしか見えなくなります。

なので、
「良いところなんて見つからない」という気持ちになります。

関わらなくても問題ないなら、関わらなければいいんですが、
夫婦、親子、職場の上司部下同僚だと、そうはいかないですよね。

夫婦なら離婚、親子なら離縁、職場なら退職という手段がありますが、簡単には選択できないですよね。

ましてや、一度その選択をすると、環境が変わっても、その「選択肢」を切り札として持ててしまうので、
嫌なことがあるとすぐにその切り札を出したくなります。

それを繰り返しているうちに、人間関係の構築をする努力をしなくなり、どこにいても

「ここは自分がいるべき場じゃなかった」

と、理想の楽園を永遠に探し求めることになります。

それって、自分自身にとって幸せなことではないですよね。

家庭でも、職場でも、自分ができる努力はしたほうがいい。

人間関係の構築にはロジックがあります。

それを実践する努力と、その努力をする勇気があれば、良い人間関係を構築できます。

心理学を、人の行動や思考をコントロールするために使う人もいますが、
基本的に、他人の行動は変えられません。

自分の行動や意識を変えられます。

自分の行動や思考を変えるために心理学を使うと、幸せになれる。

もっと簡単に言うと、楽になれる。

ポイントは、

「他人をコントロールしようとする」を手放すこと

と、

「増やしたいところに意識を向ける」こと。

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太田英樹
専門家

太田英樹(コーチングコミュニケーション講師)

株式会社インサイトハウス

介護・福祉業界を中心に人材育成と事業支援で多くの実績あり。アドラー心理学ベースのコーチング研修により、社内コミュニケーションを円滑化のみならず、人材定着率や利用者満足度を高め、事業の成長につなげます。

太田英樹プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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