意思の強さは必要?
人間関係は目的論で
いろんな形で、法人様、事業所様に関わらせてもらっていますが、
「人間関係」に関する相談が多いですね。
特に、管理職とスタッフさんの関係。
「問題社員を辞めさせるにはどうしたらいいですか?」
というド直球の相談も少なくありません。
このご時世、スタッフを辞めさせるのも簡単ではないですし、
人手不足の福祉業界で、一人辞めたあとの採用も楽ではありません。
こういう相談がきたときは、まず「目的」を明確にしてもらいます。
スタッフを辞めさせる、は目的ではないはずだから。
どんな組織にしたいのか、どんな関係性になったらいいのか、
理想の未来を描いてもらってから、そこに近づく方法を一緒に考えましょう、という流れ。
中には、
「いやいや、とにかく辞めさせたい」という方もいます。
以前、動画でも話したんですが、
2:6:2の法則
というものがあります。
ある程度人間が集まれば、
賛同する人が2割、反対する人が2割
どちらでもない人が6割
になります。
問題だと思う人を排除しても、また別の問題が浮かび上がります。
そのたびに社員を辞めさせていては、事業が成り立ちません。
なので、問題に目を向けるのではなく、未来に目を向ける。
原因ではなく、目的に意識を向ける。
それが、目的論です。
目的論で顧問先、クライアントさんに寄り添っています