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饗庭多嘉男プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

アイランドキッチンと存在感のある『桧』の一枚板カウンターで木目を楽しむ

饗庭多嘉男

饗庭多嘉男

テーマ:こだわりの趣味と住宅設計

時代のニーズに合わせて進化するキッチン

誰もがマイホームに対して夢を描いています。
それゆえ、家づくりはそこに暮らす人の想いや願いを反映したものでなくてはなりません。

人それぞれに暮らし方があるように、家のスタイルもさまざまです。建物があって、そこで思い描いた暮らしが営まれて、はじめてマイホームの夢は実現します。

新築やリフォームの際、特に頭を悩ませるのがキッチンのスタイルではないでしょうか。
毎日の食事を作り、家族団らんの場でもあるキッチンは、家の中心的存在です。

そして、家族の中心的な存在であるキッチンは、その時代時代のライフスタイルに合わせて変化してきました。

昔の台所といえば、主婦の城であり、訪問者が立ち入る場所ではありませんでした。それが現代では、キッチンをコミュニケーションスペースと位置づける方が多くなっています。
そんな中で、最近、新築したりリフォームされたりする方に人気を集めているのがアイランドキッチンです。

アイランドキッチンという選択

アイランドキッチンとは、キッチンを壁から離して、部屋の中心に島(アイランド)のように独立させるレイアウトです。

一人で黙々と壁に向かって作業をするのではなく、家族やゲストと向かい合い、ときにはみんなで料理をすることを楽しんだり、ホームパーティーを開いたりするライフスタイルにピッタリです。

アイランドキッチンがあれば家事もエンターテイメントになるのです。したがって、「使いやすさ」「快適さ」はもとより、「美しくて洗練されている」「オシャレであること」も求められます。そして、みんなの集う場所だからこそ、ゆっくりと落ち着ける雰囲気が何よりも大切です。

存在感のある桧の一枚板カウンター

アイランドキッチンのしつらえに、桧(ひのき)の一枚板のカウンターテーブルなどはいかがでしょうか。

合板のように貼りあわせて作った板ではなく、正真正銘、一本の天然木から削りだしたものが一枚板です。

木目が途切れることなく端から端まできれいにつながっており、職人が丹念に磨き上げて仕上げた質感は、ナチュラルでありながら重厚です。永く愛用することによってつく傷さえ、味わいを深めます。

太古の昔から現代に至るまで、木は日本人の暮らしにさまざまな形で関わってきました。そのせいか、私たちは鉄やコンクリートにはない安らぎを、木から感じとります。

人の寿命よりも長い年月、自然の中で生きてきた木は、その包容力で人の暮らしをやさしく包み込みます。アイランドキッチンと一枚板のカウンターは、集いの場としてのダイニングを心地よい空間に仕上げてくれるでしょう。

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