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離婚を考え始めたときに、急がなくていい判断とは

拾井央雄

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テーマ:個人の悩み

離婚を考え始めたときに、急がなくていい判断とは

離婚について考え始めたときに、
「早く何か決めなければならないのではないか」
と感じる方が少なくありません。
しかし離婚には考える順番があり、
すべての判断が早期に求められるわけではありません。
まずは、「今はどの段階なのか」を整理することが大切です。

離婚を意識した直後は、判断を急がされているように感じやすい

離婚を考え始めるきっかけは人それぞれですが、
次のような状況が重なると、気持ちが急ぎやすくなります。
 ・ 夫婦関係について話し合いが続く
 ・ 意見が合わない相手の主張を聞く機会が増える
 ・ インターネットや周囲からの情報が気になる
こうした中で、
「結論を出さなければ」
「考え続けるより決めてしまった方がいいのでは」
と思ってしまうことがあります。
しかし、これは置かれた環境によって生まれる感覚であって、
必ずしも何らかの判断が必要な段階にいるというわけではありません。

「考える段階」と「決める段階」は別

離婚については、
考え始めたからといって、すぐに結論を出す段階にいるわけではありません。
多くの場合、
 ・ 気持ちが揺れている
 ・ 状況をどう受け止めるか整理できていない
 ・ これからの生活を具体的に思い描くところまで至っていない
といった状態にあります。
この段階は、
「判断するための準備をする段階」
と考えると分かりやすいでしょう。
準備の途中で無理に結論を出すと、
後から考え直すことになって、よけいにこじれてしまうことが少なくありません。

今は「決めなくていい」と分かること自体が整理になる

離婚を考え始めた直後に必要なのは、
何を決めるか選び取ることではなく、
今は何を決めなくていいかを知ることです。
 ・ 結論を出す段階に来ているか
 ・ 判断の材料がそろっているか
 ・ 気持ちと現実を切り分けて考えられているか
こうした点を意識するだけでも、
「急がなければならない」という感覚は和らぎます。

判断を急がないことは、問題を先送りすることではない

「今は決めない」と整理することは、
何もせずに時間を過ごすという意味ではありません。
判断を急がず、
考えるための時間を確保することは、
その後の話し合いや選択を現実的なものにします。
離婚について、
今はまだ判断の段階ではない
と整理できれば、それは前向きな一歩です。
このあと、条件やこれからの生活を考える前に、
全体を整理したい場合には、
離婚を考え始めたときに、最初に整理すべきポイント
も参考にしてみてください。

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拾井央雄
専門家

拾井央雄(弁護士)

京都北山特許法律事務所

事業者の法務でも、個人の問題でも、まだ結論を決めていない段階の悩みを、法的に整理し、何が問題になり得るのかを一緒に考えることを大切にしています。

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