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岸田美保プロのご紹介
生きづらい日々を手放し、心の扉を開けて違う人生へ踏み出そうとする勇気を応援(2/3)
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自我に目覚める以前への回帰体験を経て、心理学の知識、臨床スキルを探究
「カウンセリングのスキルを磨くため私自身がセッションを受けた際に、自我に目覚める以前の、乳児の頃にさかのぼるという体験をしました。生後数カ月で早くも哺乳瓶を持たされていたこと、背負いひもできつく母に背負われていたこと。セッション中の無意識の行動や感覚によって、記憶になかった情景がよみがえったのです」
10代半ばから母親に代わり、日常的に家事や弟たちの世話に追われる“ヤングケアラー”だった岸田さん。母を亡くした後に就いた保育園での職は、長くは続きませんでした。
「もともと周囲の反応や言動に過敏な傾向があり、不特定多数と関わる職場にはなじまなかったのかもしれません」と振り返ります。
一方で、園長や同僚は岸田さんの「目の前の人の感情をつぶさにくみ取り、共感することができる独自の感性」を見いだしていたようです。
「かたくなに言葉を発しなかった子どもの声を、私だけが受け止められるのはどうしてかと不思議がられました。ただ、その子の傍らに漂う“風”になろうとしただけなんです」
背中を押され、心理カウンセリングの講習と認定を受けて、20代で「京都いのちの電話」の相談員という職責を数年間担うことに。
「心理学的な概念の知識を得るだけでなく、一人一人の心の歴史をたどり、共に考え続けなければなりません。常に学ぶ姿勢が欠かせませんでしたね」
現在は「京都いのちの電話」の理事兼研修委員長を務め、自身も含めた人間心理や人生について探究を続けています。
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