次の世代に迷惑をかけるな! 国家も終活・老い支度の視点を取り入れてみてはいかがですか?
7月の三連休にちょっと早めの夏休みをとって、伊豆七島の式根島へ行ってきました。
竹芝桟橋から大型船で約9時間、式根島野伏港に到着すると、梅雨明け前とは思えないほどのいい天気と心地よい風が出迎えてくれました。
年中無休の相続まちなかステーションですが、時間と仕事のやりくりが何とかつけられて、束の間の休みを取ってふらりと出かけることができたときだけは、個人事業主でよかったと思う瞬間です。
いわゆる本格的な夏休みに入る前だからかもしれませんが、船の中の混雑ぶりはどこへ行ってしまったかと思うくらい閑散としていて、まるでプライベートビーチにいるような気分です。
普段はなかなかできない家族サービスも思う存分できました。
式根島は、1985年の年末に封切りとなった『男はつらいよ 第36作 式根島編 柴又より愛をこめて』でも舞台になりました。寅さんファンの私としては、もちろん映画のワンシーンを思い浮かべながら島内を散策してみましたが、残念ながら27年もの歳月が流れ寅さんの足跡はほとんど見つけることができませんでした。
風に誘われて自由気ままにふらりと旅に出てしまう寅さん。そして、出会った人を懐かしく優しい気持ちにさせる寅さんに憧れます。私は、寅さんにはなれそうにありませんが、出会った人から『多少不満は残るけれども、あの人の助言なら受け入れてみようか』と思ってもらえるような、信頼感と安心感を兼ね備えた法律専門職でありたいと思っています。
昨日の午前中にようやく関東地方も梅雨が明けたようで、いよいよ夏本番です。寅さんの想い出が残る式根島で三連休を満喫した後は、暑い夏にも負けることなくもっともっと人間力を高めるべく精進していく所存です。