『褒める』ではなく『誉める』!?
皆さん、こんにちは。
国語専門オンライン学習塾 啓理学舎の代表・篠田啓彦(しのだひろひこ)です。
さて、今月は、
『こどもに、ありがとうを言おう』
です。
親御さんに「ありがとう」と言われたことのないお子さんは、感謝の気持ちが理解できません。
「オマエ、感謝しろ」と親御さんがいくら言ってもダメです。
お子さんは親御さんがやっている事をマネしたいと思うものだからです。
親御さんがお子さんに対して「ありがとう」と感謝の気持ちを表現するところも、お子さんはちゃんと見ていて、親御さんがやっていることだからマネしたいと思うのです。
自分も親御さんのようにやりたい、おとなびた格好をしてみたいと思うことは、成長の過程で当然のことなのです。
同じように、親御さんが失敗したときに素直に「ごめんなさい。」と言ったらお子さんはやっぱ りマネをします。
親御さんが「ゴメン」と謝ると、お子さんも「僕が悪かった。」と言います。
親御さんがお子さんに「子どもは養ってもらっているのだから感謝すべきだ。間違っていても謝る必要はない。」と思っていると、
お子さんも同じように「親が子どもに優しくするのは当たり前 だ。なぜ感謝しなくちゃいけないの。」と思います。
「育てられてやっている。」という気持ちから、感謝するという発想がなくなってしまいま す。
親御さんがお子さんを育てることによって勉強させ てもらっているという感謝の気持ちを持った時、お子さんも親御さんに育ててもらっている、自分も物事を学んでいかなければという感謝の思いが 伝播するのです。
参考にしてください!