漢方で耳鳴り、不眠が改善
胃腸虚弱の人が授かりにくい理由
胃腸虚弱のサイン
「赤ちゃんを授からない」とお悩みの方で、次のような方はいませんか?
- 胃痛・胃もたれしやすい
- 疲れやすい・体がだるい
- 食後に眠くなる
- むくみやすい
- くよくよしやすい、不安感がある
- 軟便・下痢しやすい
ひとつでも当てはまる場合は、胃腸虚弱の可能性があります。
ひ弱=脾弱
中医学では胃腸機能のことを脾(ひ)といいます。
よく、よわよわしく体力がない人のことを「ひ弱」といいますが、「ひ弱」とはまさに「脾弱」のことなんです。
脾の働きが弱い胃腸虚弱の体質を脾虚(ひきょ)と言います。
日本人は、中国人に比べて生ものや冷たいものを良く食べるため、脾虚の民族と言われています。
実際に漢方相談をしていても、自分では自覚がなく健康だと思っていても、実は胃腸が弱っていたり疲れているという方が多いです。
胃腸虚弱による不妊・流産
脾虚体質があると、食事からの栄養吸収効率が悪い状態が続いているため、慢性的に気血が不足した余力のない体になっています。
その結果、赤ちゃんを授かる力・支える力が弱く、妊娠しにくく、流産しやすい状態になります。
このような状態の方は、検査に異常はなく不妊治療をしてもなかなか成果がでないことが多いです。
体のベースが下がっている場合は、漢方薬を併用することで上手くいく可能性が高まります。
とくに、よく下痢をする方や胃腸が弱い方は、若い方でも脾虚が原因で不妊になっていることが多いので、ぜひご相談ください。
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