コラム
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)による不妊状態から妊娠のご報告
2014年12月16日 公開 / 2016年5月18日更新
30代女性で体づくりのために来局されました。
医学的な不妊の原因は「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」とのことでした。
病院の治療で排卵促進剤を使用して副作用で中止したことがあるとのことでした。
できれば漢方で自然妊娠を希望の方です。
多嚢胞性卵巣症候群とは排卵障害により卵巣内にたくさんの卵胞がたまり不妊の原因になる疾患です。
西洋医学では排卵障害があるので排卵促進剤による治療が基本です。
また、糖代謝異常が関与している場合は糖尿病治療薬を使うこともあります。
漢方による分析と治療法は以下になりました。
弁証)
・足の冷え、尿の状態、脈の状態、基礎体温から腎虚、
・生理周期の遅れ、経血の塊、ひどい生理痛、基礎体温から瘀血、
方針)補腎温陽、活血化瘀の漢方を提案。
それから1か月漢方服用後に妊娠反応陽性。
「初めて妊娠できました。漢方ってすごいですね。カラダが変わると実感できたので前向きになれました。」
というお言葉いただきました。
こういった言葉をいただけると子宝漢方相談をして良かったと心から思います。
病院の治療でなかなか結果がでない方でも、
漢方的に体のバランスが整えられれば妊娠は可能なんだと実感しました。
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