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田之上顕子プロは鹿児島読売テレビが厳正なる審査をした登録専門家です

基礎体温の高温期が安定するようになった

田之上顕子

田之上顕子

テーマ:妊活・不妊漢方相談

子宝漢方の目標は、赤ちゃんに恵まれることです。
そのためには妊娠。
そして妊娠するために体づくりをしていきます。
ただ体づくりといってもイメージしにくいので、
1.生理の周期、期間、量や質、痛みなどを理想に近づけましょう。
2.基礎体温を2相性の理想に近づけましょう。
ということで漢方薬の調整をしていきます。

今回は妊娠はまだですが、その前の段階である基礎体温の2相性が理想に近づいてきた方です。
ここまでくると妊娠力がついてきているので自然妊娠が期待できます。

周期が短く、高温期の移行も遅い

ご相談時は、
・月経周期が22~26日ぐらいと短め、
・基礎体温は3、4日かかって立ち上がり高温期もギザギザが大きく安定しない状態でした。
病院では潜在性高プロラクチン血症で、排卵遅延が少しあるということでした。
不妊治療では体外受精や顕微授精なども何回かされているとのことでした。
また漢方薬も数種類服用中とのことでした。

漢方で改善


体質を漢方で判断すると以下の状態になりました。
○腎精不足
○気血両虚
○瘀血
そのため服用中の漢方薬で熱をとる作用のものは体質にあわないため中止してもらい別の漢方を提案いたしました。
微調整をしながら3か月で基礎体温が2日で立ち上がり36.7~36.8℃で安定するキレイな高温期が続くようになっていました。
高温期が安定すると子宮内膜の質が高くなります。
子宮内膜の質が高まると、卵の着床もしやすくなります。

しかし、まだ基礎体温の変動が大きいので瘀血をとる漢方の処方変更が必要です。
もう少し体のバランスを整え早く妊娠できるように一緒に頑張りたいと思います。

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田之上顕子
専門家

田之上顕子(薬剤師)

有限会社ナイスファーマシー さつま薬局

20年以上〝子宝アドバイザー”として不妊の悩みに向き合う、「バルトリン腺疾患」専門の漢方薬剤師。豊富な相談実績から、無理のない体づくりと心の重荷を降ろす取り組みをサポートします。

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