【WLBコラム】良い習慣のつくり方
WLBコラムをご覧いただき、誠にありがとうございます。
働き方改革をサポートするタイムマネジメントコーチの山本武史です。
今年度に入って、多くご相談いただく内容があります。
それは「働き方改革」がらみのご相談です。
労働時間が減ってしまえば、利益も減ってしまう。
という恐れがあり、
働き方改革に後ろ向きな経営者さんも多いようです。
しかし、チャンスも同時に見出せます。
代表的なものは、
『ムリ・ムダ・ムラ』の3Mをなくすことで、
業務の効率化を考えるいい機会になります。
また、上記を推進していくためにも必須なのが、
「コミュニケーションの改善」です。
昨日もある企業さんで『報告・連絡・相談』という
ビジネスで最も重要なコミュニケーションについて
みんなで話し合ってもらいました。
忙しい時ほど、コミュニケーションによるミスが起こりやすく、
忙しい時にこそ的確な『法・連・相』が必要だという話も出てきました。
忙しい時のミスは損失に繋がります。
逆に忙しい時に的確な『報・連・相』で
効率化を図ることができれば、
利益の向上につながるでしょう。
では、どのようにすれば『報・連・相』の
質を上げることができるでしょうか?
よく聞かれる答えとして
「マニュアル作成」がありますが、これはうまくいきません。
マニュアルを見ながら報告なんてしませんもんね。
さて、ではどうすれば良いでしょう?
地味ですが、
コミュニケーションについての振り返りをすることです。
1日の終わりに、あるいはひと段落ついたタイミングで、
コミュニケーションについての振り返りをして、
次は「どう伝えれば良いか?」「わかりやすいツールは何か?」など
改善点を一つずつ確実に改善していくことです。
つまり、『習慣を書き換える』わけです。
これがコミュニケーションを改善する正しい努力です。
「言い方が悪い」
「聞き手の理解力がない」
これらを指摘し合うのは全くの無駄で、
これを言い合っている以上、改善は見られません。
コミュニケーション以外についても同じくです。
利益を上げるための方策としては、3つ。
1)経費を維持したままで売上をあげる
2)売上を維持したままで経費を下げる
3)売上をあげて、さらに経費を下げる
売上を上げるためには何をしますか?
経費を維持もしくは下げるために何ができますか?
その両立を図るために何に取り組んでいきますか?
その答えを探し、検証して、
継続的に取り組んでいきましょう!
効率アップも大事ですが・・・、
間違った方向に効率よく進んでいくと
間違ったゴールにいち早くたどり着くだけです。
正しい方向を見極めて、
正しいゴールに向けて継続的に努力し続けましょうね。
では、今回はこの辺りで失礼します。
正しい方向を見極め、継続的に取り組む方法は
下のセミナーでお伝えしています。
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ビジネスで圧倒的な成果を出すための『最強習慣』の作り方