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山本武史

ワークライフバランスを実現するタイムマネジメントのプロ

山本武史(やまもとたけし) / コーチ

ポテンシャルビジョン

コラム

【WLBコラム】幸せな働き方とは

2019年1月31日

テーマ:働き方改革

コラムカテゴリ:ビジネス

WLBコラムをご覧いただき、誠にありがとうございます。
働き方改革をサポートするタイムマネジメントコーチの山本武史です。



僕は働き方改革の推進をお手伝いしているのですが、
働き方改革には実は二つの方向性があります。


一つは、組織や企業がルールや仕組みを作ることで
残業時間を含めた勤務体系を見直す方向性です。


もう一つは、そこで働く人々が自分の考え方や行動を変えることで、
仕事の仕方や成果の上げ方を見直す方向性です。


僕がお手伝いしているのは後者の方で、
研修やコーチング、ファシリテーションを提供させていただき、
それぞれがどんな働き方、あるいは生き方をすればより幸せになれるかを
真剣に考えていただいています。



ところで、あなたはどんな時に幸せを感じますか?

どうなれば幸せを実感できますか?




人によっては、
「欲しいものが手に入った時」とか
「自分の価値観が満たされた時」、

あるいは
「自己実現がかなった時」なんて
答えてくれるでしょう。




あなたはどうですか?
幸せの条件は明確ですか?




もし明確でないなら、
こちらを意識してみてください。



「貢献感」


これはアドラー心理学で言われている
人が最大の幸せを感じる条件です。



僕たちは「人間」と表記されるように
「人」の「間」に生きています。


決して、一人では生きていけません。
直接的にも間接的にも、
必ず他者と関わりながら生きているのです。



その中で、悩みを生み出すのも
確かに人間関係なのですが、

逆に幸せを生み出すのも
また人間関係なのです。



誰かから「ありがとう」と言われれば
うれしくなりませんか?


誰かのために一生懸命にしたことで
その誰かを救えたらうれしくなりませんか?


誰かを笑顔にすることができた時、
あなたも笑顔になりませんか?


誰かが喜んでくれた時、
そのことを一緒に喜べませんか?




僕たちは他者に貢献できたと実感できた時、
強く幸せを感じるのです。




幸せな働き方を目指すなら、
「貢献感」を感じられるようにしてみてください。




例えば・・・、

1日の始まりに予定を確認しながら、
「今日は、誰にどんな風に貢献するか?」
と自分に問い、

1日の終わりに振り返りながら、
「今日は、誰にどんな風に貢献できたか?」
と自分に問うてみてください。


ほんの1〜2分で結構です。
また、ほんの小さな貢献で結構です。



小さな貢献を積み上げていくうちに
やがて大きな貢献につながっていきます。


小さな貢献感は、
やがて大きな貢献感になります。


そんな毎日の小さな幸せが
やがていつか大きな幸せになります。



そんな働き方をしてみませんか?
(もちろん、家庭や地域でも同じように!)



とはいえ、
仕事はそもそも誰かのためにするものです。


お客様のために、
お客様の家族のために、
自分の家族のために、
会社のために、
上司や部下のために、
同僚のために、
株主のために、
関連会社のために、
協力業者のために、
社会のために、
世界のために、




そしてそれらが回り回って
自分に幸せをもたらしてくれるものです。



それら一つ一つを実感し、
さらに貢献を積み上げていくことで
僕たちはさらに幸せになれるのだと思うのです。



さて、今日あなたは誰にどんな貢献をしますか?


僕は研修を受講してくれる方々には、
「チームワークを生み出すコミュニケーション方法を考える」、

家族に対しては、
「みんなを笑顔にする」という点で貢献します。


では、今日はこの辺りで失礼します。

この記事を書いたプロ

山本武史

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山本武史(ポテンシャルビジョン)

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