【WLBコラム】無意味な過当競争から脱するためにできることとは

山本武史

山本武史

テーマ:働き方改革

WLBコラムをご覧いただき、誠にありがとうございます。
働き方改革をサポートするタイムマネジメントコーチの山本武史です。




今朝、ニュース番組を見ていて衝撃を受けました。


そのニュースでは、町の人の声として

「戦略的に上手だと感じる」

といった肯定的な意見も聞かれましたが、


「先にお店を出していた企業がかわいそう」

といった悲しみの声も聞かれました。



その賛否は各人が判断するべきだと思いますが、
僕はこういった他社(他者)を押しのけてまで、
競争することがない社会をつくりたいなと思っています。



そのニュース、一体どんな内容だったのかというと、

シンガポール発のティラミス専門店「ティラミスヒーロー」が、
後発の他社に店名を商標登録され、
名称変更を余儀なくされたというものです。
(現在は店名を「ティラミススター」に変更)



その後発のお店は、株式会社gramが運営しており、
「HERO'S(ヒーローズ)」という店名で、
2019年1月20日に東京表参道に
“ティラミス専門店”としてオープンしたそうです。



その是非はともかくとして、
いわゆる「妨害工作」とも取れる行為をしてまで
競争に打ち勝たなければならいという現状が悲しい。

(僕には、この辺の法的知識がないため判別つきません^^;)




本来、仕事は幸せになるために
他者に貢献する大切な大切な活動であるべきだと思うのです。


そのために稼ぐこと、利益を上げることは
サービスや商品を待ってくれているお客様のためにも
重要かつ必要なことだと思います。



しかし、その前に本来するべき仕事に誇りを持ち、

「私(私たち)には、何ができるか?」

を徹底的に考え抜きながら、
真剣にお客様に向き合うことが必要じゃないでしょうか?



「他社に勝って生き残る」という『競争社会』から、
「他社とシナジーを生み出しよりよく生きる」という『共創社会』へ
少しでも早くたどり着きたいなと感じました。



過当競争から脱し、
本来のやりがいある仕事をするために、
僕たちにできることは、

「私たちは何のために生きるのか?」

という人生の目的(ミッションステートメント)を考え、
それに沿って働く(生きる)ことだとではないでしょうか。



僕はコーチ、ファシリテーター、研修講師として、

「自分を大切に生きる」
(本来の自分の願いを大切にして、
 自分の強みを発揮しながら生きる生き方)

をサポートしています。



仕事を楽しみ、人生を楽しみ、
いつも笑顔&全力投球で働けるよう
憎しみのない労働環境をつくりたいのです。



なんだか感情的な文章になりましたが・・・、
今日はこの辺りで失礼します。

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