【WLBコラム】モチベーションの秘密
WLBコラムをご覧いただき、誠にありがとうございます。
働き方改革をサポートするタイムマネジメントコーチの山本武史です。
今年1年間、継続して開催してきた
『アドラーカフェ』は、昼クラス、夜クラス合わせて
16回開催させていただきました。
のべ100名以上の方にアドラー心理学を
学んでいただいたことになります。
このアドラー心理学は、
タイムマネジメントとはかなり相性のいい心理学で、
ぜひとも学んでいただきたいものです。
ところで、前回のコラムで
〜以下、前回コラムより引用〜〜〜
タイムマネジメントを考えるとき、
個人であれ組織であれ、
その改善のヒントは
必ず『第2領域』にあります。
第2領域とは、
重要だが緊急ではないタスクのことで、
具体的にいうと、下記のようなものです。
・人間関係づくり
・新しいチャンスを見出す
・心身をリラックスさせる
・予防リスク対策を講じる
・能力やスキルの開発をする
・準備と計画立て
などなど。
どれも大切なものであり、
これらを雑務よりも優先して行うことが重要です。
〜以上、前回コラムより引用〜〜〜
ということをお伝えしました。
この中の、
『人間関係づくり』
『心身をリラックスさせる』
といった部分に特に関与してきます。
「すべての悩みは対人関係である」
という立場をとるアドラー心理学は、
人間関係づくりにおいて、最上の学びを与えてくれます。
人間関係が良好になると、
連携がミスがなくなり、時間のロスが激減します。
また、自分の仕事が滞ってきたときも、
良好な人間関係を築いておけば助けてくれます。
人間関係を改善したいなら、絶対に学ぶべきです。
さらに、アドラー心理学は
ストレスマネジメントでも役立ちます。
僕が教えているストレスマネジメントのコアとなる考え方は、
すべてアドラー心理学から学ばせていただいています。
ストレスの種となるものは
細かくあげればキリがないですが、
大きくまとめていくと一つに集約されます。
「なんともできないことを、なんとかしなければいけない」
こんな状況になった時に
ストレスは溜まりやすいのです。
では、
「この状況から脱するには?」
となると、
アドラーの教えが、また役立つのです。
アドラーは、
相談内容を大きく3種類に分けて聞き分けます。
1)悪いあの人
2)かわいそうな私
これらはいわゆる「愚痴」です。
この二つに当てはまる内容の話は
すべて聞き流します。
で、第3の視点は
3)これからどうする?
この1点についてのみ話し合うそうです。
しかも、「自分でできること」のみです。
どういう状況にあろうとも、
自分でコントロールできる範囲についてのみ
焦点を当てて行動することが
ストレスを激減させる有効な手段です。
これらの詳しい話は、
ぜひアドラー心理学を学んで体得してみてください。
もし、ご興味のある方は、
こちらの読書実践会もオススメですので、
ご検討くださいね!
『嫌われる勇気』読書実践会 アドラー心理学を学び実践しよう会
では、今回はこの辺りで失礼します。