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山本武史

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山本武史(やまもとたけし) / コーチ

ポテンシャルビジョン

コラム

【WLBコラム】新人研修って何をやるべき?

2018年4月9日

テーマ:研修企画

コラムカテゴリ:ビジネス

コラムキーワード: ビジネスマナーロジカルシンキング 研修

WLBコラムをご覧いただき、誠にありがとうございます。
働き方改革をサポートするタイムマネジメントコーチの山本武史です。


新年度に入って1週間が経ちました。

依然として、新人研修に登壇していますが、
時々、研修でお邪魔した先の研修担当者さんから
こんなご質問をいただきます。


「新人研修って、ビジネスマナー以外に
 何か入れておいた方がいい内容ってありますか?」


確かに新人研修では、「まずはビジネスマナー」
というご要望が圧倒的に多いです。


学生時代との考え方の違いに始まり、
なぜビジネスマナーを身につける必要があるのか、
どのように身につけていけばいいのかを考えてもらいます。

具体的なマナーとしては、言葉遣いや所作などを
名刺交換や接客、電話応対の場面別に学んでいきます。

つまり、ビジネスマナーでは、
人と接する上で必要な知識と技術を学んでいくんですね。


ですので、いわば土台です。
建物を建てる際の基礎工事です。



ただ、もし時間にも経費にも余裕があるならば、
ぜひ取り入れてあげてほしいテーマが3つあります。



それは、

1)ロジカルシンキング
2)文書作成
3)タイムマネジメント

の3つです。



まず、ロジカルシンキングがなぜ必要かというと、
報告・連絡・相談(いわゆるホウレンソウ)の質を上げるためです。


新人の多くは、論理的な話し方が未熟です。
また、物事をどう捉えて良いかすらわかっていません。

仕事の経験値ゼロですので、
判断基準すら持っていないのですから。



しかし、そのような場合でも、
後に何がどう影響してきそうかを推測する考え方が必要になります。

その考え方こそが、
『ロジカルシンキング』なのです。


で、この考え方に沿って
報告・連絡・相談させることによって、
端的でわかりやすい内容になります。


続いて、文書作成についてですが、
これについては、おそらく新人は全く知識を持っていません。


学生時代にも似たような文書を見たことはあるはずです。
しかし、どう作って良いかという観点で見てきていないため、
「さぁ書きましょう」と言っても無理なのです。


実際にすぐに書く機会があるかどうかは別として、
読み手としても、要点を知っておくのと知らないのとでは、
内容理解が異なってきます。


また、最近はメールでのやり取りが増えていますので、
メール文書の書き方や注意事項を教えるにも最適のテーマです。



最後、3つ目のタイムマネジメントですが、
これはビジネスパーソンとして、

何を優先させて、どう自分を高めていくかも含めた
時間管理術の基礎を教える内容です。



タイムマネジメントの基本的な考え方が備わることで、
仕事の覚えも早くなります。

また、継続的な成長をする素地が早い段階でできますので、
今後の成長にも期待が持てます。



ごくごく簡単に、ではありますが、
新人研修に入れておきたいテーマ3つについてご紹介いたしました。


「今年度はビジネスマナーしかしていないよ」
って企業さんは、

上記3つのテーマを、
ぜひ今年度中に検討してみてくださいね。


では、今日はこの辺りで失礼します。



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