【WLBコラム】クリニック院長が絶対に取らなくてはいけない時間TOP3とは?(vol.3)
WLBコラムをご覧いただき、誠にありがとうございます。
働き方改革をサポートするタイムマネジメントのプロ、山本武史です。
前回の記事から
順番が変わってしまいましたが・・・^^;
医師、薬剤師、看護師向けのコーチングスキルのうち、
前回ご紹介した『質問』のスキルに続いて、
残りの二つのスキル
「認知(励まし)」と「リクエスト」についてご紹介します。
さて、いきなりですが・・・、
『認知』とはどんなスキルでしょうか?
漢字のまま受け止めていただけるとわかりやすいのですが、
「知って、認める」ってことです。
もう少し具体的に、何を知って認めるのかと言うと、
『価値観』だったりとか『信念』、
あるいは『強み』だったりとか『得意なこと』です。
これらを会話の中から見つけ出し、
それを言葉にして伝えるスキルです。
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価値観やら信念は人それぞれ違いますが、
自分が大切にしている価値観や信念に沿って行動できたときは
大きな満足感や充実感を感じたりします。
また、他人からそれらを認めらてたときには、
自分の存在そのものが認められたように
とてもうれしく感じるでしょう。
職場でそのような声かけをされると
モチベーションもグッとあがりますので、
ぜひ『認知』のスキルを使ってみてくださいね!
続いて『リクエスト』ですが、
日本語でいうと『要望』です。
つまり、
「○○してみてはどうかな?」
と提案することです。
ただ、気をつけていただきたいのは、
前回の記事でも書いたように、『関係性』はとても重要です。
上司として「○○してみてはどうかな?」と言ったところで、
部下として「いいからやりなさい!」と聞き取ってしまう人もいるでしょう。
そんな部下にリクエストを出すときには、
「○○してみてはどうかな?」と言った後に、
「やるかやらないかは任せるし、別の方法を思い付いたらそれをやっても構わないよ」
と付け加えてあげると、少し柔らかい印象になると思います。
いずれにせよ、上司として、経験豊富な先輩として、
部下や後輩にやってもらいたいことがあるなら、
ぜひ『リクエスト』のスキルを使ってみてくださいね。
命令でも無言の圧力でもなく、
サラッとやりたくなるような『リクエスト』を出してみてください。
では、今回はこの辺で失礼します。
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