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《秋の七草》

佐藤宣幸

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テーマ:生薬アラカルト

秋の七草秋の七草》

秋の七草
※「春の七草」は{食養生}に、「秋の七草」は見て楽しむ物?

《「秋の七草」のなかで植物性生薬として活用しているのは?》

秋の七草
《葛=花&根》
※漢方好きな方なら誰でも知っている「葛根湯」の成分の一つが「葛の根=葛根」です。

《葛根の薬理作用》

☆漢藥の臨床応用(中山医学院.編 神戸中医学研究会 訳.編)より抜粋
解肌耐熱・生津止瀉・滋潤筋脈
葛根湯と葛の薬理作用は別物です。
夏に食するホンマモノの葛を利用した「葛きり」は発汗過多の夏の「津液不足=かくれ脱水」を改善する薬膳なのです。
間違っても発汗している時に葛根湯は飲まないで下さい。
世に言います「ヤブ医者(医師会の先生方、ゴメン)」と代替用語に「葛根湯医者」があります。
これは誰にでも葛根湯を飲ませば効くと言う誤った使い方。
漢方薬は病名で飲むのではなく不感感に対してシッカリ弁証論治して最適な方剤を確定するべきです。
《薬の花=葛花》
※これは民間薬的な利用では「酒叡鼻の改善」とか「酒呑みの皆様の肝臓保護」に利用されています。

秋の
《桔梗=根》

《葛根の薬理作用》

☆漢藥の臨床応用(中山医学院.編 神戸中医学研究会 訳.編)より抜粋
清肺堤気・祛痰排膿
肺の濁熱を清め、低迷した気を高揚させます。
化膿を癒します。
☆桔梗を配合した漢方薬
金羚感冒散
※炎症緩和には動物性生薬=「羚羊角」が必要です、金羚感冒散には「羚羊角」がシッカリ配合されています。

《ノドが痛い・・・、これは感染症の初期ですから早めの手当!》

板藍茶 衛益顆粒
板藍茶
板藍茶
※インフルエンザもコロナも年中、ゲリラ的に流行っています。
「こんな時には自己免疫力=衛気」を元気にする衛益顆粒と板藍根エキス、そして金羚感冒散を即、飲んで下さい。
衛益顆粒
衛益顆粒
衛益顆粒

※夏バテ中でしたら{元気の気}と{瑞々しさを漲らせる}作用のある「麦味参顆粒」を併用して下さい。
一説には「心臓のポンプ作用を元気にする」と言われています。
麦味参顆粒
503 麦味参顆粒

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佐藤宣幸
専門家

佐藤宣幸(薬剤師)

有限会社 すみれ漢方施薬院薬局

薬剤師の知識の上に、臨床検査技師の知識を重ねた指導ができるのが強み。健康相談にも力を入れていて、訪れる人の多くは食生活の改善をしながら漢方薬を服用すると健康になる場合が多くあります。

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