寒暖差疲労の漢方薬 桂枝湯
秋なのに眠りの質が悪い
少しずつ気温が下がって過ごしやすい季節になってきました。
秋は夏の寝苦しさもなくなり快適に睡眠がとれるようになる季節でもあります。
しかしながら、寝つきが悪い、よく目が覚める、夢をよく見るなどの不眠傾向の方もいます。
原因の1つは秋の寒暖差によるものです。
朝や夜は寒いのに日中は暑いなどの寒暖差で自律神経は乱れ失調しやすくなります。
寒暖差疲労とも言われますが、自律神経失調により寝ている時に脳や体が休まらず睡眠の質は低下します。
その結果、寝ても疲れが取れず日中しんどい日々が続くようになるのが秋の不眠症です。
他にも夏の暑さが体に残り、不眠傾向になる方もいます。
詳しくは下記のコラムをご参照ください。
睡眠の質を上げる酸棗仁湯
こういった睡眠の質が低下したときに使うのが酸棗仁湯です。
睡眠薬のようなイメージを持たれてる方が多いようですが少し違います。
酸棗仁湯は脳をしっかりと休ませ睡眠の質を高めてくれる漢方薬です。
眠るというよりかは疲れを取るという見方をした方が良いかもしれません。
なので睡眠薬のような効果を期待して飲むと少しイメージと異なるかもしれません。
不眠症に使う漢方薬は様々あります。
ちょっと寝ても疲れが取れないなという秋の不眠症には酸棗仁湯がお勧めです。
気にな方はご相談ください。