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RSウイルスと漢方薬

佐藤宣幸

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テーマ:中医学で見る季節の漢方薬

RSウイルス感染症とは



RSウイルス

RSウイルス感染症はRSウイルスによる呼吸器系の感染症です。

感染力が高く、小さいお子さんがよくかかかる感染症の一つです。

症状は発熱、鼻水、のどの痛み、咳などの世間一般で言うところの『風邪』です。

RSウイルスに対する有効な薬剤がなく、症状をやわらげる対症療法が中心になります。

子供だけではなく、大人にも感染するので注意が必要です。

漢方で見るRSウイルス



ウイルス防衛


RSウイルスなどのウイルスは中医学では外敵である邪気と見ます。

また、それに対するそれに対する身体の抵抗力を『正気』と言います。

この邪気と正気の戦いがウイルスに感染するかどうか、感染後の回復がどうなるかを決めます。

つまり、正気を養いウイルスに負けない体を作る事が大切です。

邪気に負けてしまった場合は漢方薬を使い邪気を追い出す力を助けます。

ちょっと難しいコラムになったかもしれませんが漢方の基本は『扶正去邪』正を養い邪を取り去る事です。

病気などの邪気は体が弱った隙を狙ってきます。

普段からの養生を大切にしましょう。

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佐藤宣幸
専門家

佐藤宣幸(薬剤師)

有限会社 すみれ漢方施薬院薬局

薬剤師の知識の上に、臨床検査技師の知識を重ねた指導ができるのが強み。健康相談にも力を入れていて、訪れる人の多くは食生活の改善をしながら漢方薬を服用すると健康になる場合が多くあります。

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