《年代別の「熱中症対策」》
RSウイルス感染症とは
RSウイルス感染症はRSウイルスによる呼吸器系の感染症です。
感染力が高く、小さいお子さんがよくかかかる感染症の一つです。
症状は発熱、鼻水、のどの痛み、咳などの世間一般で言うところの『風邪』です。
RSウイルスに対する有効な薬剤がなく、症状をやわらげる対症療法が中心になります。
子供だけではなく、大人にも感染するので注意が必要です。
漢方で見るRSウイルス
RSウイルスなどのウイルスは中医学では外敵である邪気と見ます。
また、それに対するそれに対する身体の抵抗力を『正気』と言います。
この邪気と正気の戦いがウイルスに感染するかどうか、感染後の回復がどうなるかを決めます。
つまり、正気を養いウイルスに負けない体を作る事が大切です。
邪気に負けてしまった場合は漢方薬を使い邪気を追い出す力を助けます。
ちょっと難しいコラムになったかもしれませんが漢方の基本は『扶正去邪』正を養い邪を取り去る事です。
病気などの邪気は体が弱った隙を狙ってきます。
普段からの養生を大切にしましょう。